きもの選びは友達探し、あなたの笑顔に癒される by かずまさ

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第416号 2010年2月16日「寒椿」

416今年も鶴舞公園では寒椿がきれい。
和合店でもささやかに咲いています。
椿は『木』に『春』と書くけど、真冬に咲く花
なんですネ。
あすなろの木みたいだネ。
生き生きと咲いている様子は、自分が小さく
かじかんでいるからそう思うのか?
真っ赤な椿は特に強烈で妖しい。
毎朝、そんな姿を見て歩いている。



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第415号 2010年2月12日「レンタル屋の親父さん No.3」

いつものように商品を見ていただこうと持参したら、親父さんが針を持って縫い物をしている。
何をしているのか尋ねると、『ハギレを縫い合わせ布団の表柄にする。市松柄のおしゃれな柄ができるし、裏を付けて綿を入れて掛布団にするんだよ。今流行のパッチワークでもないが、縁起がよく、ご老人にあげると喜ばれていいんだ!』と言われた。当時は何も考えなかったが、シルクは汗をよく吸収し発散する利点もあるので肌にはよく合う。また、利用しなくなった着物の再利用法としては良い方法かもしれません。
そういえば、『橋桁(はしげた)や橋杭(はしくい)』の話もしてくれたナア。『橋はナ、橋桁があるから建っているんだゾ、だから人が安全に渡れるんだ。橋桁は水の中に入っている部分もある。掃除をしてもらえるわけでもなく汚い。だけど、橋桁がなかったら橋は建たないし、人は利用もできないんだナ。』

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第414号 2010年2月5日「ほんまかいな」

414トマトやかぼちゃ、ジャガイモをたくさん食べている人は『うつ病』にならないそうです。
病院の偉い先生が言っている話だからきっと本当なんだろう。
受験生にも良いそうで、イライラしないとか・・・?
知人にも、『自分もうつ病で苦しんだ』と言われる人がたくさんいる。『えっ、あなたが・・・?』と思う人までもが、昔10年近くも苦しんだとか、ご主人の永眠後、一年半も苦しんだとか、現代の時の流れについていけない人達の多さに驚く。
私も、日々の生活から逃げたいと思うことはよくある。だから、酒を飲んだり、お経を読んだり、映画を見てわからないように涙を流したり・・・人間は皆弱いんだナとTVを見て感心したり、バカ笑いをしたり、カラオケで大声をあげたり・・・そんなことで気晴らしをする。
ほとんど毎日おいしいトマトをいただいているけど、だから自分は今のところ『うつ病』ではないみたい?・・・本当?ウソじゃない?

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第413号 2010年2月2日「ナビゲーション No.4」

自販機でホットコーヒーを買った。
『クリープを入れますか?』・・・『いいえ』のボタン、『砂糖を入れますか?』・・・『いいえ』、『200円お入れください』・・・便利だがネ。母さんは、『はい』・『いいえ』と押した。値段は同じだがネ。ここまでするならブラックは200円だけど、クリープ入りは210円にするとか220円にするとかすればいいのに・・・・・・などと考えていたら思いついた。
『おっ!まいどありィ~~~あんたは余程コーヒーが好きなんだナ!!』、『お前さんはいつもブラックのキリマンジャロで温度は75℃だったナ』、『それでいいかい?今日は変えるかい?』、『ちょっとお疲れのようだから、少し砂糖を入れようかい?』・・・『200円だヨ!また飲みに来てネ!!』
いつかこんな自販機ができたらいいネ。

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第412号 2010年1月27日「子ども」

420子どもは純真だから可愛い。
年を重ねるごとに大人の悪い教育からか、私のようにひねくれ者になったりして可愛さがなくなる。
弟に2歳と3歳の女の子がいて、和合店へ行くとよく遊んでくれる。
子ども達と話をしていると心が洗われる。日々、大人達だけの会話の中で生活をしていると、『清い子ども心』を忘れてしまってうわべだけの毎日になる。

腹が立っても上下関係の立場であればガマンし、夫婦の間でも『おはよう!』の挨拶ひとつもしない。それを見ている子どももだんだんと無表情の人間になってしまうのかな?

『泊まっていってヨ!』と手を持ってせがむ子ども達。この子達はどう成長するんだろう?

幸せになってほしい。

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第411号 2010年1月25日「レジスター」

本店のレジが壊れてしまい、仕方なく新しいものを購入した。この景気の悪い時期に困ったものです。20年くらい使用していたそうで、よく頑張ってくれた・・・と思わなくてはいけないのだろう。昨年は和合店のクーラーと自動ドアが壊れた。どれも長期間使用してきたものだから、『ご苦労さん!』と言うべきところなのだが、現況を思うとそうもいかない。
私も今年60歳。よく考えてみると、定年の時期だから、自分自身も交換の時期なのだ。定年延長という制度が出来て、正直屋も65歳定年にしたが、繊維業、特にきもの関係の問屋さんは定年の早いところが多い。現在の60歳は元気な方が多いのに・・・?機械もそうだが、新しい品は良いネ。だが、人はどうか?いろいろ問題はあるが、とりあえず、もうしばらくやるしかないか・・・?まだ定年まで5年あるし・・・。母さんや従業員の皆さんのジャマにならないように。

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第410号 2010年1月18日「成人式当日の反省」

410第408号にて、今年の成人式が無事終わったと書いたのですが、後日の調べで色々な反省点が判明、何人かのお客様にご迷惑をおかけしてしまいました。
誠に申し訳なく思っています。
一番の問題点は担当者のその場しのぎの対応です。成人式当日の、お客様の『編みこみをして欲しい』・『IKKOヴァージョンのメイクをして欲しい』という要望が発端だったのですが、軽く受けたばかりに時間がかかりすぎ、次々と遅れていったのです。
そういう当日の特別な注文は、お断りするしかないのです。ご本人は満足しても他のお客様に迷惑がかかるからです。もし、どうしてもということであれば、そのお客様の遅れてもいいという許可の元で、一番最後に行なえばよかったのです。
当店の担当者、ヘアー・メイク・着付の担当者としてすべきことは、まず一番に約束の時間を守る、二番はもちろんキレイに仕上げる、でした。
時間に遅れたS様には本当に申し訳なく反省しております。今後ともよろしくご指導いただきたく存じます。また、ありがとうございました。

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第409号 2010年1月15日「忘れ物」

成人式当日は各店でヘアー・メイク・着付をしています。本店では、今年も1月10日と11日の午前4時半から行ないました。午前7時ごろがピークでヘアー・メイク待ち、着付待ちの人達が・・・申し訳なく反省しています。
そんな状態で、成人式出発のお見送りをしながら、何度も口頭で『靴の持ち帰り』を促したつもりが、終わった後を見るとブーツが2足、スニーカーが3足、他たくさん残っている。草履を履いて式には出たものの、家に帰ったら『無い!!』ということなのだろう・・・しばらく預かることになりそうだ。そういえば、一昨年は取りに来られないお客様もあった。どうされたのか?
今年は10日も11日も好い天気でよかった。

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第499号 2011年1月14日「成人式 No.2」

成人式の忙しさを見ていたら、『まだまだ日本も捨てたもんじゃないわい!』と感じた。
振袖のことも着物のことも何も知らない若い女性が、この日だけはほとんど振袖を着用する。誰が決めたのか?一時はミンクやフェザーの半コートを着用する女の子もいたが、現在はレンタルやママ振はあるものの、まずは振袖を着用。
『あぁー、疲れたぁー!』と早々に帰ってくるレンタル振袖の女の子たちがいる一方で、一日華やかな姿のまま人々に『幸せを与え、自分も幸せを貰う儀式』に参加させられている。
そんなことを知っている人はいないだろうと思いながら、来店者の一部の方には『神振り・魂(たま)振り』(振袖の袖が長いのは長い袖の中に神様や魂が入っていて、その神を振ることで幸せのキャッチボールをすると言われています)などの話をしたりして、『だから、なるべく長い時間着用しないといけないよ!』と勧めている。
振袖姿の女の子達の笑顔はすばらしい。でも、それを見守るご両親の笑顔はもっとすばらしい。成人式の日に、ふとそう感じた。

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第408号 2010年1月12日「毎日が成人式ならいいのに・・・」

408今年も無事、成人式が終わりました。お陰様で昨年以上のヘアー・メイク・着付ができて嬉しく思います。
今年は、初めて男物の紋付羽織袴レンタルを揃え、男性新成人にも利用していただきました。初年度ということで新品ばかり、ただ、当店では利用される方は白に集中し、注文を受けるたびに仕入れということでしたので、ピカピカで喜んでいただけたと思います。色は白の他に赤・ピンク・ブルー・黄・グレー等、多色を揃えていたのですが、白以外はボチボチでした。一昨年にピンクだけは一枚別誂え仕立てで作ったのですが、毎年借り手があったのに、今年はありませんでした。男物もブランド品があるそうで、また来年用に検討したいと考えています。
振袖の販売会は、どのきもの屋さんも昨年夏明けから23年成人用が始まっています。正直屋も正月明けに大量仕入れをしてまいりました。ぜひ一度ご来店ください。





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