きもの選びは友達探し、あなたの笑顔に癒される by かずまさ

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第754号 2013年9月17日「準備 No.3」

消費税率の引き上げが、10月1日に決定されるとか。来年4月からの実施となると、DMやホームページ等での金額表示はどうするか?色々な意見が出ているようです。ちなみに、振袖21グループでは、外税にするようです。
これから作るものについては、新しい表示法で対応すればよいのですが、現在公開しているホームページの値段については、すべて見直さなくてはいけません。当店のホームページは、一部の更新は店内でしているものの、写真の掲載等ほとんどは外注なので大変です。本決まりになったら、4月までに少しずつ直していくしかありません。DMも、2回分を一度に作ってしまったものもありますが、順次使用していくことになります。
正札も変えなくてはいけません。
この半年間には、成人式も卒業式もあります。値段の説明は、誤解のないようにきちんとしなければいけません。今までと同様に税金が含まれていると勘違いされたりしないように、伝票にもスタンプを押すとか工夫をして表示法の徹底を図りたいと考えています。
税金ひとつ取っても、決まり事が変わるということは厄介なものです。

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第753号 2013年9月13日「準備 No.2」

753鹿児島や奄美大島の一部では、成人式に先染め(先に糸を染めてから織る)の大島紬を着用される人もいるそうだが、後染め(白生地の反物に後で染める)の品のほうが一般的だ。
振袖は、絵羽仕立で作られているので、破れや日焼けがひどいと補修が大変だ。毎日着用するような品ではないから、より華やかになるように作られている。光に反射すると柄が浮き上がる繻子(しゅす)織のような織り方をしたり、絞りや刺繍、箔を入れたりなど。
これらは、擦(す)れや引っ掻きに弱く、キズになりやすい。丁寧に扱う必要がある。毎日着物を着用するのが当たり前だった時代は、そんなことは常識として誰もが知っていたことで、着用する時も注意を払って着装した。晴れの日だから、美容院で髪を結ってもらい、袋帯も締めてもらった。
現代は、普段着用しない人たちばかりだから、ちょっと着方が悪いとキズがついてしまったりする。何も知らないのだから仕方がない。我々業者も、販売する際に、もっとわかりやすく説明しておけばいいのだか、『こんなことは知っているだろう・・・』と思い、何も言わないでいると、後日、後悔することになる。
こんな事は、これからますます増えていくだろう。従業員教育の徹底が重要になる。

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第752号 2013年9月10日「異常気象」

『異常気象』という言葉が、まるで流行語のように、毎日、新聞やテレビで流れている。今度は竜巻だそうだ。
ある地区では、大雨で土砂災害が心配され、別の地区では、雨が降らなくて水不足だという。名古屋では幸いにも大きな被害は少ないが、被害に遭われた地区の方々には、お気の毒としか言いようがない。
天災は、防ぎようがない。今年は、大きな台風がやって来るだろうと言われている。伊勢湾台風のような大きな台風が来るかもしれない。9月5日の大雨の時でさえ、もう少しで、雨水が店の中に入ってくるところだった。
近頃は、携帯に情報が流れてくるようになった。前回、間違いで予報が流れた時、私はちょうど映画を見ていた。自分のだけではなく、あちこちの携帯が鳴っていた。実際には、地震はなかったので良かったのだが、真っ暗なところで本当に地震に遭遇したらどんな行動を取るのか?ただパニックになって、あたふたするだけなんだろうと思う。目が見えないから、変に動くよりじっとしていたほうが他人に迷惑がかからない。運命を信じるしかない。
文明・文化は、日々、素晴らしい進歩を遂げている。NHKドラマではないが、『じぇじぇじぇ』の連続。まだ進歩が足りないのだろう。

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第751号 2013年9月6日「準備」

751新しいDM作りが始まり、8月末にモデルの写真撮りを済ませました。
メインモデルは、最近、TVにも出演され始めた安座間美優さんです。撮影日には、お願いしてツーショット写真も撮っていただきました。益若つばささんの時と同様、額に入れて店に飾りたいと思っています。
来年度のパンフは、消費税の値上げも関わってくるので、振袖グループ内の各社で表示方法が違ってくるかもしれません。考えどころです。
今年は、昨年以上にDM作りにも会員の盛り上がりがあり、どんなものになるのか楽しみです。内容としては、古典系を増やし、加工の良い商品も昨年以上にボリュームアップ。他社のDMに負けないものに仕上がることは間違いないというのが、メーカー、問屋、印刷業者の前評判です。
パンフだけ立派でも仕方がありません。評判倒れにならないよう、現在、従業員教育をもう一度『おさらい』しています。
多少年数を重ねると横着になりがち。きちんと基本に基づいた商いができるようにしたいと考えています。なかなか挨拶がきちんとできない。『したつもり』が多い等、見直す点がたくさんあることに最近気づきました。
今、準備しなくてはいけないことを一つずつこなしていきたいと思います。

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第750号 2013年9月3日「スマホ」

スマートフォン対応のHP作りを始めて1年になる。
インターネット業界は、進歩が速く、若年齢の人たちは、ほとんどがスマホを持つようになった。私もスマホを使用したいところだが、機能に対応しきれないだろうと諦めている。と言いながらも、Facebookを始めたりするものだから、知識が追いつかず、若い従業員に聞いてばかり。どうも、何度も同じ質問をしているようだ。親切に説明してくれるAさんとは反対に、その横で小言を言うMさんの間を縫って新しいことにチャレンジしています。ドラえもんがポケットの中から出してくれる『ひみつ道具』のように、質問に答えてくれたり、文章を書いてくれたり、誤字脱字の多い私の書面をスラスラと直してくれる。
AR対応とかユーチューブとかLINEとかを利用すると良いなどという話も聞いている。けれど、私の頭の中は、パニックでぐるぐる空回りしているよう。ひとつずつ教えてもらいながら取り入れていきたい。

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第749号 2013年8月30日「オレオレ詐欺」

749オレオレ詐欺がとても巧妙になり、被害額が増大しているそうだ。
『あんな手口でひっかかるなんて・・・』と誰もが思い、私自身も、そんな手口には乗らないと思っている。
世の中には、それと同様の手口の商いもある。『○○電力の関連子会社です。貴社でご使用の電気料金が安くなるかもしれませんので、その為の検査をさせてください。もちろん無料です。』 怪訝(けげん)そうに返事をすると、『あなたは疑っているんじゃないですか?』と開き直る。
とにかく話が上手だ。電話中に、対応者も代わる。私と会話をしているうちに、より話ができる人間が対応してくるのだ。最後の言葉がいい。『サービスでやってあげるわけだから』と、こんな言い方はしないが、『予定が詰まっているので、約束の時間には遅れるかもしれませんが、よろしくお願いします。』と。『こんな従業員がテレアポをしたら、よく売れるだろうなぁ』と、つくづく感心した。
この話を、なじみの電気屋さんにしたところ、『電力ブレーカーを売りたいが為の検査だから、そんなものはしないほうがいいですよ。』との回答だった。
さて、約束の日、その業者は現れなかった。約束を守らなくてもいい商いとは、どんな商いなんだろう?結局、翌日も訪問はなく、電話すらなかった。

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第748号 2013年8月28日「ママ振 No.2」

ママ振の問題点の一つに、サイズ違いがある。ほとんどが、お嬢様の方が身長が高く、裄(ゆき:背中心から手首までの長さ)や身丈、袖丈も長い。
そんな時は、仕立て直しをするのだが、一度解(ほど)いて、作り直しただけでは、丈を伸ばした部分との間に焼けや汚れの線が残ってしまう。染み抜きをするか、ひどい場合は焼け直しをするのだが、時間もかかるし、費用が高額になってしまうこともある。
日焼けで、一番目に付く色は、紫やブルー等。年数の経ったものは、しまっておいただけでも色落ちする場合もある。きもの屋さんか悉皆屋(しっかいや:洗い張り等を専門に扱う業者)などに、一度、相談されるとよい。もちろん、正直屋でも取り扱っています。
振袖のように絵羽仕立てのものは、下前と上前を交換するわけにもいかないので、できる限り注意して着用していただくしかない。前もって撥水加工などをしておくとよい。
絹(シルク)は、動物性繊維の中で、一番水分を早く吸収し発散するという特徴を持っている。その特性を生かして上手に利用すれば、お祖母さんの品(半世紀前の品)でもじゅうぶん使用できる。
ただ、昭和20年以前(戦前)と比べ、現代の日本人の平均身長は10cm以上伸びた。昔は、袖丈が2尺5寸(95cmくらい)で、中振袖と言った。今は、背の高い人だと3尺(115cmくらい、これは本振袖と言う)の方もある。袖丈だけは長くすることはできないので、諦めてもらうしかない。仕方のないこともある。

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第747号 2013年8月23日「ママ振」

747お母さんやお姉さん、親戚、知人の振袖を着用される人々を総称して『ママ振(ふり)』と呼んでいる。最近多くなった。その理由は、古典系が流行していることや、赤や黒色を着用される方が多いということもある。また、教育費に出費がかさんだため、レンタルやママ振にされる方もあるかもしれない。
お母さんが購入されたのは、昭和50年代~60年代であろう。その頃というのは、日本が一番元気な時代(?)だった。きもの業界も、活気のある時代だった。商品の質が良く、染も良かった。
お母さんとサイズが違えば、寸法直しをすれば十分着用できる。ただ、今の時代の流行に合わせたセンスで着用してほしい。重ね衿や帯揚げに、キラキラした素材のものを付けるとか、半衿をししゅう衿にするとか、バッグはスマホが入るように少し大きめのものにするとか、その人のセンスで今の時代に合った振袖になるよう工夫すればいい。髪飾りも、現在は、大きなものが流行だ。生花もいい。
成人式は、一生に一度のセレモニー。お父さんやお母さんに感謝する気持ちを忘れないで、『大人に成長した』この時期を過ごしてほしい。

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第746号 2013年8月20日「単衣の魅力 No.10」

木綿(もめん)は、江戸時代に輸入された。他の繊維と比べ、安価で丈夫で暖かいことから、すぐ日本中に広まった。
愛知県では、蒲郡や西尾地区の三河木綿が有名だ。きもの業界では、三河芯として、帯芯によく利用している。組織を工夫し、もっと丈夫にして柔道着に利用したり、バッグ等にも使用されている。
他に、愛知で木綿を利用したものといえば、やはり有松絞りだろう。これは、有松の宿場で、布巾(ふきん)に絞りを入れたことから、手ごろな土産物として人気となった。その後、浴衣や絹の着物にも絞りを入れるようになった。軽いしコンパクトに収納できるので、お伊勢参りの土産としては、最高のものとなった。近頃は、職人さんの高齢化や、安価な外国産が入ってきたりで、作られる数が減り続けている。日本の文化を残す意味でも、絞りに興味を持ち、アートの分野や、洋服でも和服でもいいから着るものとして、またはその一部としてでも生かし、残していける道を作ってほしいと思う。

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第745号 2013年8月17日「盆踊り」

745盆踊りが静か?何それ?という話。
近頃は、地域住民に迷惑がかかるということで、音を鳴らさないようにして、騒がしくしないで踊るんだそうだ。皆、イヤホンで音楽を聴きながら踊るから、踊りは揃っていてきれいだ。しかし、おかしい!本来、盆踊りは、村社会の中での集団行事であり、氏神様への感謝と村人同士の親睦を図るために行われていたものだ。その村、部落、町全員の人たちが参加するものだった。
昔ならレコードをかけ、リーダーに合わせて踊った。現在は、民謡をやっている人たちがリードしながら浴衣姿で踊る。その光景は、真夏の最大イベントだ。全員揃って、まとまって輪になって踊ることで、人の和もできた。子供たちは、上手に踊ることも、浴衣を自分で着ることも大人から教わった。静かな盆踊り大会・・・気味が悪い。
私は、朝のラジオ体操を、毎日鶴舞公園で普通に行っているが、、新しい町では、そんな行事も夏休みが始まって10日間だけ行うそうだ。ちょっと寂しい。
日本社会が変化している。そんな気がする。古くから行われていた行事で、受け継がれていないものがたくさんある。それらは、本当に必要のないものなのだろうか?

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