きもの選びは友達探し、あなたの笑顔に癒される by かずまさ

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第558号 2011年8月26日「忘れ物」

558私の血液型はA型です。神経質(?)です。
月に一度、京都で振袖21グループの例会があるのですが、夜は決まって皆で会食するので一泊します。
その夜も会食を終え、いつものようにホテルに戻り、お風呂に入ってから寝ました。朝起きて着替えを済ませ、荷物をまとめていたら、昨日着ていた肌着が見当たりません。
『おかしいな?洗面台の上にでも置き忘れたかな?』見に行ってみましたがありません。部屋中くまなく探してみましたがどこにもありません。
諦めてチェックアウトのためフロントへと向かいました。『ホテルの人に話しておこうかな?』一瞬頭をよぎりましたが、『まあ、いいか』と思い直して帰宅。
家に到着して着替えのため着物を脱いだところで『パサッ!』と何かが落ちました。『ん?何?』 肌着でした!着物と長襦袢の間に挟まっていたのです。道理で暑いと思ったわけだ。肌着を入れると4枚も着ていたことになります。
それにしてもいつの間に・・・まあ、いいか。

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第557号 2011年8月23日「岡谷の太鼓・諏訪の花火」

盆休み中に、今年も岡谷の太鼓を見に行ってきた。
昨年同様すごい迫力で大満足だった。ただ、我々の席の後ろで小さな子ども達が音に合わせて踊ったり、指揮者のまねをしておどけたりするので騒々しく、心からのめり込んで楽しむことができなかった。それだけが残念だ。自分の隣に4年連続来場されているという男性が居合わせ、来場される気持ちが純粋でうれしくなった。
2日目の夜は諏訪の大花火だ。50万人もの人出で4万数千発の花火、よくもこれだけの人たちが集まってくるものだ。終演後の人の移動もすごかった。駅まで2時間・・・ただただ疲れた。だが、時々、『ドーン』『パチパチ』の音が体中を駆け巡り、余韻に満足した。
都会では味わえない自然の魅力、そして人の生き生きとしたエネルギー。人が作ったものなのに、古くから続く行事には感動する。

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第556号 2011年8月19日「ゆかた」

558お盆も過ぎ、今年のゆかた商戦も終わった。今年は震災や台風等の自然災害の影響もあって、当店でのゆかた販売は振るわなかった。
HPにもポップティーンと遊助しか宣伝できず、これでは大手と比べて、特にプレタゆかた(お仕立上がりのゆかた)などは品数からしても勝てるわけがなく初めから力も入っていなかった。来年はブランド品の選品に力を入れ、ワンランク上の商品で対抗したいと思う。今年は商品見本となるモデル写真も少なく力の差が歴然で、今後、ほかの商品もこうなるのだろうかと思うと中小の我々にとってはやりにくい時代に変化してきている。
きもの入門として振袖から入る人たちが多いが、昔はゆかたやウール等の普段着から入る人が多かった。ここ数年、プレタゆかたの値段が安くなったことで気軽に着ることができるようになり、きもの好きになる中高校生が増えてきた。学習指導として学校の授業でも取り上げられているようだ。きもの業界に従事している我々としては、少しでも興味を持っていただき、日本人としてきもの文化を残していきたいものだ。

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第555号 2011年8月12日「名古屋友禅」

初めて大島紬の振袖を見た。奄美大島では成人式に大島を着て出席されるわけだが、その地域特有の光景は圧巻で楽しい。伝統文化を守る上でも、産地を活性化させるためにも良いことだと思う。祖父母から父母、子へ、そしてまた孫へとその地の特産品をその地の人が着用し、優れた品質・特性・工法を受け継ぐ。これからも続けていってもらいたい。
わが街、名古屋にも名古屋友禅なるものが伝統的工芸品として国の伝産マークの指定を受けている。しかし、京友禅と比べて知名度が低い。せっかくだからHPで少しずつでも宣伝していこうと考えている。いつかお客様に作家の紹介やら現地見学会の案内などできるようになったらいいネ。そんなこと考えてます。

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第554号 2011年8月9日「女子サッカー」

日本の女性は強い。女子サッカーを見てつくづく感じた。
私が女子サッカーに興味を持ち始めたのはワールドカップ・ドイツ戦からだ。それまでは、何となくテレビなどは見ていたが、まさか世界のトップにまで上り詰めるとは思ってもみなかった。
何とか延長戦に持ち込んだアメリカ戦でも2-1のまま終わると思って観戦。体格・体力ともに勝るアメリカにまさか勝利するとは・・・団結力・集中力のすごさを感じた。また、女子がサッカーを10年以上にわたって続けていく気力・・・
『時間はどうやって作るんだろう?』
『女の子は・・・』など障害がありすぎるからだ。
それにしても、よくぞやってくれた。こんな若者達がたくさん生まれて欲しいネ。震災後の復興もだが、現在の日本を良い方向に導いて欲しい。『ガンバレ ニッポン!』だ。

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第553号 2011年8月5日「新作選び」

益若つばさの七五三、二尺袖着物・袴写真を使用できる契約期間が7月末で終了した。新しいブランドに載せ替えなくてはいけないのだが、なかなか難しい。5年前なら七五三は松田聖子と決まっていた。可愛い聖子柄は今でも根強い人気があるが、今年は何にしようか?遊助とスザンヌはすでに決めているが、何かもうひとつパンチが欲しいところだ。袴のほうは、南明奈(アッキーナ)と JAPAN STYLE 等の新作に決定し、HPに載せ始めた。
毎年、今ごろから9月にかけては新作選びに悩むのだ。『振袖21グループ』の振袖も8月早々には決定し写真撮りを始める。今年も係の方たちは何千枚もの振袖をチェックしてきた。それぞれ本来の自分の仕事をこなしながらの作業なので本当に大変だと思う。しかし、今年も、当店では失敗したと思われる柄選びもあり商品選品、価格設定の難しさを痛感する。若い人たちのセンスに任せるだけなのだが、それができてこそのプロなのだから頑張ってもらいたいと思います。

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第552号 2011年8月3日「宵の明治村」

夏の大イベント、花火。名古屋では有名だった矢田川の花火大会がなくなって久しい。こういうイベントがなくなるとゆかたを着る機会がなくなり、ひいてはゆかた販売も少なくなるという悪循環で寂しいことだ。
先日、明治村から『宵の明治村』なるイベント情報が届いた。ライトアップされ昼間とは違う幻想的な雰囲気に包まれた明治村を楽しもうという企画。
ゆかた姿の女性なら8月6(土)・7(日)・11(木)~16(火)・18(木)~21(日)・26(金)~28(日)は終日入村無料なのだそうだ。
お笑い、Jazz、花火などイベントは盛りだくさん。明治村へ行くのは久しぶりだなぁーという方、または初めてという方も、明治時代の雰囲気を味わいながら一日過ごすのも楽しいかも。
毎年恒例のイベントだと記憶しているが、我々業界も応援するのでこれからも続けていただきたいと思う。
《参考》http://www.meijimura.com TEL(0568)67-0314

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第551号 2011年8月1日「暑中見舞い No.2」

冷たいものはいけないとわかっていても、こう暑いとついつい飲んでしまう。ノド越しが良いから飲みすぎる。それでいて、昼間はクーラーの前で動かない毎日。夜は、クーラーのタイマーが切れると目が覚め、寝苦しいからまた入れてと、これの繰り返し。眠りが浅いせいで昼間も眠たくてたまらん。毎朝、一万歩ほど歩いているので身体もまだついてきてくれているけれど、これとラジオ体操がなくなったらすぐあの世行きかなぁ・・・なんてことを考える。だいたいがグータラにできているんだ。せめて起きている間は、と頭をフル稼働させてHPの手直しをしている。しかし暑いなぁー。もう一杯アイスコーヒーでも・・・。

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第550号 2011年7月29日 「暑中お見舞い申し上げます No.2」

今年は蝉(セミ)の鳴き声が遅いように感じたのは暑さが早くから始まったせい?
7月に入ってから、水の事故が多い。それも、海よりも川のほうが多いような気がする。震災の影響で、海は恐いということなのか?そういえば、テレビのニュースによると、熱中症にかかられる方も昨年より多いようだ。すべては異常気象のせい?
以前にもお知らせしたように、綿も絹も値上がりしている。ただ、景気の悪さから、なかなか値上げできないのが現状。どの企業も必死に活動はしているものの、まるで、この暑さに耐えている人々のよう・・・辛いなぁー。

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第549号 2011年7月20日「蝉(セミ) No.2」

7月13日、鶴舞公園で今年初めての蝉の声を聞いた。今年は6月から暑かったけれど、これでやっと『夏』という感じになった。異常気象のせいであって、蝉の鳴き声のほうがいつも通りなのだ。
『節電対策』と言ったかと思えば、そのすぐ後で『使用電力量はまだ余裕があります』と言う。心情的にはわかっているつもりだが、何だかおかしな話だ。それにしても暑い!アイスクリームが美味しい。今年は昨年以上に飲む回数が多くなった。むかしは三角ジュースを凍らせたものをよく飲んだが、口のまわりがオレンジ色に染まるので飲んだことがすぐにわかったものだ。よく蝉取りにも行った。でも、まだ数が少なくて、その時期にはちょっと早そうだ。8月になれば『うるさい!』と言いたくなるくらいの大合唱になるだろう。

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