きもの選びは友達探し、あなたの笑顔に癒される by かずまさ

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第567号 2011年9月30日「家族の絆」

9月の中旬頃から、インターネットを見ての値段の問い合わせや人気カラーやブランド品の在庫確認など、七五三の問い合わせが多くなった。
昔は親が決めることが多かったが、最近ではお祖母ちゃんが下見に来られ詳しくチェックし、後日お孫さんを連れて再来店されることもある。今のお子さんははっきりしていて『ピンクが可愛い!』などど主張される。買い物風景も和やかで楽しい。日本人として七五三の意味を理解し、家族皆で祝うことは思い出も増え、家族の絆も深まり幸せを感じるだろう。お金を渡して『おめでとう』と祝うよりも、家族皆で氏神様にお参りしてお子様の無病息災を祈願し、会食しながら家族で楽しい時を過ごす。
これからも、家族皆が健康で和を持った生活が続いていくよう日本の通過儀礼を大事にしてもらいたい。

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第566号 2011年9月26日「Imagine 縁」

『社長の徒然草きもの語り』の名で長年続けてきましたが、このたび、『正直屋縁』のトップページを調整するに当たり、タイトルを『Imagine 縁』に変更することになりました。

内容は今まで通り、勝手なネーミングに勝手な文章で、その時々に考えたことや出来事を中心に書きます。
店名横のイラストと同じように、現在、私をモデルにしたマスコットとなるイラストを作成中で、出来上がったら『Imagine 縁』のトップに付けます。掲載日が楽しみです。
『振袖正直屋』では、再来年(平成25年)の新作柄を掲載しています。商品は順次入荷の予定ですが、先行して未入荷の商品も載せていますので、ご来店いただいてもすぐにお見せすることができないものもあり、ご迷惑をおかけしています。それらの商品につきましては、事前に品番をお知らせいただければ早急にご用意いたしますので、ご遠慮なくお申し付けください。

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第565号 2011年9月23日「ホームページ No.6」

お彼岸ともなると、さすがに朝の散歩はちょっと涼しい。自然は着実に時を刻んでいる。
相変わらずHPとのにらめっこは毎日続いている。こっちを直して翌日は違うところ、寝床に入ってからも考え悩んで作成し、『さあ、これでもう大丈夫』と思ってその業界の人に見てもらうと、良くないところを簡単に指摘されてしまう。『プロはさすがだねぇ』と感心している場合ではない。時は刻々と過ぎている。振袖シーズンはもうすぐそこ。焦るがや!『もういいかい?』 『まぁだだよー!』 かくれんぼみたいだなぁ・・・早よ直さないかん。

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第564号 2011年9月13日「あのね・・・」

今まで何度人前で話をしただろう?人前で話をすることはとても難しい。

以前にも書いたが、『あなたはカッコよくしゃべりたいと考えすぎるからダメなんだ』とプロの話し手に言われたことがある。

それ以来、普段どおりに話すよう心がけているつもりなのだが、どうしても人前に立つとアガってしまい、『あのう・・・』しか出てこない。頭がパニックになっていることが自分でもわかる。『61歳にもなって何をしているんだ!』と自分で自分の心を落ち着かせようとしたり、『普通に話せばいいんだよ』と言い聞かせたりしている。

次回は9月21日、その次は10月3日にどうしても話をしなくてはいけない会合があるのです。特に10月のほうは重要な会議で、どうしても皆さんに賛同していただきたいことがあり、どう話せばよいか悩んでいます。だから練習もするんです。

だけど当日になるとまったく違う話をしている自分がいたりして、あとで反省することになるんだよね。
当日出席を予定している人がこの文章を読んでくれていて、普段の会話で判断してくれるとありがたいなぁ・・・そう思ってます。

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第563号 2011年9月9日「だって そうだがネ!! No.4」

今年は自然災害の多い年ですね。9月初めの台風12号は広い地域にわたって風・水害を起こし、たくさんの方が亡くなられました。ご冥福をお祈りいたします。
外国から見ると、日本の川は滝だそうで、それくらい急流が多く、大雨が降ると大災害になってしまうのだそうです。この際だから、公共投資をして直してもらいたいですね。仕事に就けないで困っている人にも労働の場が与えられて良いと思うのです。消費税を上げても、余計に財政収入が減るばかりだということを今の政治家はわからんのかなぁー?これだけ災害が多く、テレビ等で世界に報道されると外国人旅行者も減る一方だね。恐ろしくて来たくないよね。困ったものです。江戸の初めの頃のように、国を挙げて河川・道路・ダム・電気・水道・ガス等の設備の見直しを考え直さなくてはいけない時かもしれません。そう思いませんか?

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第562号 2011年9月7日「継承」

毎年今ごろになると東浦町のお客様がぶどうをくださる。 今年は支店にも配って皆でおいしくいただいた。盆明けに食べた桃もとても美味しかった。 8月末にお供えやらお見舞いで3軒ほど続けて伺ったが、お世話になった方が永眠されるのは悲しい。しかし、順番だから仕方がない。少しでも長生きして昔話をしてほしい。自分もそんな年齢になったのか? 近ごろ、商いの中で『語り部』のようなことをよくする。お宮参り・七五三・成人式のしきたりなど、先輩から教わったり本で読んだりしたことを従業員にも繰り返し話す。次世代の人に話すことで長く続いた日本の文化を継承できればと思う。お供えのぶどう、美味しかったかな?教えていただいた話をもう少し皆に語ろうと思う。

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第561号 2011年9月5日「東日本大震災 No.7」

9月1日早朝、久しぶりにツクツクボウシの声を聞いた。『もう秋か・・・』 小中学校も2学期が始まった。今年は日本人にとっては特に厳しい夏だった。
天災か?人災か?震災を受けてからもうすぐ半年が経とうとしているが、東北地方の人々の生活を考えるべく、ニュースで取り上げ続けてくれている。半年も毎日続いたニュースなど今までなかったのではないだろうか。日々、この現状を見ることで真剣に取り組む姿勢を学ばなくてはならない。これらのニュースを見て勇気づけられた人、人の生きる力強さに感動を覚えた人、テレビのドラマではなく現実に起きていることが目の前に現れる。3月11日の悲劇を二度と起こさないためにも、安心・安全を見直すためにもニュースは続けて欲しい。

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第560号 2011年8月31日「ホームページ No.5」

盆休みを終えた頃からホームページを穴があくほど見直したつもりが、専門家の意見を聞くと色々とミスに気づかされ、もう9月も近いというのに未だに直している。
勉強不足なのと時代の流れが速すぎるからか?でも、一番の原因は思い込みの強い私の性格なのかもしれない。身近な当店の係の意見をいい加減にしか聞いていなくて対応が遅れたのだ。他の従業員から『係が社長に何度も進言してましたヨ!』と言われ、『えっ?』・・・今ごろ気づいたわけです。
何もわからないから言われても理解できていないのです。仕方がありませんネ。また直しましょう。どこまで直せるか?係の満足できるホームページに変えられるか?また自分のワガママな性格に気づかされてます。

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第559号 2011年8月29日「名古屋友禅 No.2」

PR現代発行の情報誌に『花saku』というのがあり、毎月顧客にお配りしています。このたび、その編集者が『名古屋友禅』の取材で名古屋へ来られるというので同行させていただきました。
以前にも書きましたが、名古屋友禅を広めたいというのが私の願いです。まずは、色々な人とのコネを利用しながら宣伝活動をし、全国に名古屋友禅を知ってもらい、その上で安価で販売できるよう大量注文はできないだろうか?などと考えています。
作品自体良くなくてはいけませんが、着るものだからあまり高額すぎるとたくさんの人に楽しんでもらえません。『見て、着て、持って楽しむ』ものとして、この時代に生き残るためには、良質で安いことが重要なのです。染色方法は京友禅と変わりません。作家は、他人の作品とは違うオリジナリティーに富んだ作品を追求するので、我々商売人とは視点が少しばかり違います。売れてくれるのが一番なのですが・・・。
現代の消費者に喜んで着てもらえる作品ができるといいですネ。

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第558号 2011年8月26日「忘れ物」

558私の血液型はA型です。神経質(?)です。
月に一度、京都で振袖21グループの例会があるのですが、夜は決まって皆で会食するので一泊します。
その夜も会食を終え、いつものようにホテルに戻り、お風呂に入ってから寝ました。朝起きて着替えを済ませ、荷物をまとめていたら、昨日着ていた肌着が見当たりません。
『おかしいな?洗面台の上にでも置き忘れたかな?』見に行ってみましたがありません。部屋中くまなく探してみましたがどこにもありません。
諦めてチェックアウトのためフロントへと向かいました。『ホテルの人に話しておこうかな?』一瞬頭をよぎりましたが、『まあ、いいか』と思い直して帰宅。
家に到着して着替えのため着物を脱いだところで『パサッ!』と何かが落ちました。『ん?何?』 肌着でした!着物と長襦袢の間に挟まっていたのです。道理で暑いと思ったわけだ。肌着を入れると4枚も着ていたことになります。
それにしてもいつの間に・・・まあ、いいか。

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