第555号 2011年8月12日「名古屋友禅」
初めて大島紬の振袖を見た。奄美大島では成人式に大島を着て出席されるわけだが、その地域特有の光景は圧巻で楽しい。伝統文化を守る上でも、産地を活性化させるためにも良いことだと思う。祖父母から父母、子へ、そしてまた孫へとその地の特産品をその地の人が着用し、優れた品質・特性・工法を受け継ぐ。これからも続けていってもらいたい。
わが街、名古屋にも名古屋友禅なるものが伝統的工芸品として国の伝産マークの指定を受けている。しかし、京友禅と比べて知名度が低い。せっかくだからHPで少しずつでも宣伝していこうと考えている。いつかお客様に作家の紹介やら現地見学会の案内などできるようになったらいいネ。そんなこと考えてます。