きもの選びは友達探し、あなたの笑顔に癒される by かずまさ

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第537号 2011年5月31日「和合店」

私が和合店に勤務するようになって1年4ヵ月が過ぎた。前の従業員が一度に退社してしまったので、その直後はお客様には大変ご迷惑をおかけした。
現在は、3人の女性社員とで動いている。普段着の販売はゆかたくらいで、ほとんどがフォーマルの振袖・七五三・喪服。他には洗い張りや染み抜き等のアフターフォローが主な仕事になった。
もちろん、正直屋ではきもの類ならどんな商品も取り扱いしているので、ほしいと言われる方には対応している。
店も落ち着いてきたので、少しずつ町内の方々とも交わらなくてはいけないと考え、まず食事処では3軒ほど顔見知りの店を作った。次のステップへと、今度は床屋さんへ行ってみた。
月一度でも近くの店へ伺い、和合の人たちと交わりながら、この店を長く続けられるようにしたいと考えている。

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第536号 2011年5月27日「墓参り」

先日、祖父母の墓参りに母さんと娘の3人で行ってきた。その日はあいにくの雨だった。墓周りに茂った雑草を抜くことができなかったので、改めて天気の良い日に出掛けた。今の時期はよく生える。きちんと根まで抜いておけばよいのだが、いつも伸びた草の部分だけを取ってくるだけだからいけないのだろう。両隣には悪いことをしているなと思っている。今年はきれいな花も咲いていた。娘が祖父母の墓参りをしたいと言うのは、占い師に『お祖母ちゃんがあなたのことを守っていてくれる』と言われたからなのだそうだ。何でもいい、墓参りをすることで祖父母が喜んでくれるのなら。

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第535号 2011年5月24日「蝉(セミ)」

少しずつ気温が高くなってきた。今年は浜岡原発のこともあり中部地方でも節電を強いられることになりそうだ。我が家でもコンセントを抜いたり、電灯をこまめに消したり、少しでも節電に協力しようとしている。今年の夏も暑い日が続くのかな?・・・イヤだねぇ。
休日に『八日目の蝉』という映画を見てきた。蝉は7年間地中にいて地上に出たら7日間で死ぬものだと言われていて、そんなものだと思っていた。しかし、8日目の蝉がいたっておかしくはない。人間でも『人生50年』と言っていたのに現在は80年だからね。でも、地中にいたから生き延びることができたわけで、ほかの昆虫たちは鶴舞公園では見られなくなってしまった。一日長く生きられた蝉は何を考え、どんな行動をしたのか。私事だが、還暦を過ぎても気持ちのうえではまだまだ青年だし、『おじさん』なのに『お兄さん』と呼ばれたい。『八日目の蝉』は難しい映画でしたが良い映画でした。

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第534号 2011年5月20日「祖母」

『トイレの神様』という歌が流行しています。ひとりでその歌を聴いていたら涙がこぼれた。
私もお祖母ちゃん子で、特に中2から就職するまでの9年間は住まいも一緒だったので、食事のことやら朝の起床、進路の相談など、両親よりも深く関わっていた。学生時代はよく遊んでいたから、友人が泊まっていったりするとその世話まで、と生活のすべての面倒を見てもらっていた。丁稚(でっち)奉公から帰ってきて、結婚して子どもができ、その子どもの面倒もよく見てもらった。彼女がいなかったら子ども達は今のように育ってはいなかっただろう。
ある時、仕立物のことで彼女といさかいになり、その係りを辞めてもらった。誰でもいつかはリタイアするのだが、仕事を取り上げられるほど残酷な仕打ちはない。そんな思いを60歳までずっと持ち続けていた。自分勝手なんだな。祖母はもういない。今ごろ言っても遅いのだが、墓参りに行って謝ってこようと思う。

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第533号 2011年5月17日「夏がきたら・・・」

今年の夏のゆかたは、ポップティーンを中心に遊助(上地雄輔)のおしゃれなゆかた、そして竺仙、あとはプレタ(仕立上り)ゆかた1,000円販売で進めていく予定。ポップティーンのゆかたは明るくて可愛いよ。
『きもの離れ』と言われて久しい。確かに市場は年々小さくなってはいるが、ファッションの中でのきもの業界の地位は、世界の国々の人から見直されている。日本において、現代は洋服の文化になってしまったとはいえ、たかだが百数十年、それに対してきものは千年を越す歴史がある。我々業界の者がもっときものを着用することで、きもの文化が次代に継承されていくよう守っていかなくてはいけない。
夏はゆかたにお祭り、花火大会、ホタル観賞。若い女の子たちがゆかたを着用し、ファッションとして楽しんでくれるのは嬉しい。今年は大震災が起き、その影響で我々日本人は節約の大切さを痛感している。暑い夏、節電をしながらゆかた姿で過ごし、昔の生活に思いを馳(は)せる一日もいいかもしれません。

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第532号 2011年5月13日「あと、もう少し待って!」

振袖21グループも発足して1年が経った。初年度はグループ増強のための会員勧誘で大変だったが、今年も25軒を目標に各きもの屋さんに説明して回ろうと考えている。
平成25年度成人用Book作成のための十日町での商品チェックはすでに終えていて、4月からは京都で選品をしている。お客様により良い商品を提供できるよう事務局が精力的に動いてくれているので助かっている。今年は昨年以上に良品が集められているという自信がメーカーの人たちの話を伺っていると感じられる。ありがたく思う。どんな企画かはまだ発表できないが、商品チェック担当者の厳しい選品は、自分の甘さに気づかされ大変勉強になる。
早く写真撮りをしてお客様に提案できるといいですネ。

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第531号 2011年5月10日「6Bのシャープ」

531普段、エンピツを使用している。
どちらかというと広告作りには便利。
この60年間でいったい何本使用したか?今まではHBから2Bくらいを使っていた。
スケッチ用には濃いほうがいいのかな?と思い文具店をのぞいてみたら、6Bというシャープがあった。
芯が太い。
面白がって購入してみた。年のせいか文字も細かいと見づらいから丁度いいか。
読みづらいかな?スケッチ用だから仕方がないか。
ホームページには載らないけど、太くて大きな文字もたまにはいいか・・・しばらく使ってみようと思う。

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第530号 2011年5月6日「ホームページ No.2」

正直屋のホームページをじっくりチェックしていたら、色々と直すところばかりが目に付いてきた。ホームページを仕事にされている人に伺うと、それでも甘いと言う。上位になろうとするなら、まだまだ問題点ばかりらしい。まずは『YouTube』。『これではいかん』『何が?』『センスが悪い』『音楽も入っとらん!』『可愛い雰囲気が感じられない。悪宣伝になる!』などなど。プロに言わせるともうメッタメタ。しかし、まあ経費もかけていないから言われても仕方がない。自分のレベルの低さ加減に呆れるしかない。時間をかけて色々な人の意見を伺って直していくしかない。これまでもそうやってコツコツとレベルアップしてきた。『ツイッター』もやりたいのだが・・・急ぐこともなかろう。加盟している振袖21グループでは、5月6月の定例会でホームページの勉強会を開く予定。どんどん質問してレベルアップしたいと思う。

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第529号 2011年5月2日「選挙 No.2」

和合店のある東郷町でも町議会議員選挙があり、名古屋市ほどではないものの、日々選挙カーで演説をされていました。
名古屋と違う点は政党色のないこと。〇〇党というのがないということは個々の議員色が強いということなのだろうか。
私個人の意見を言わせてもらえば、バスが以前のように通ってくれると人が集まるのではないかと思うわけです。難しい問題もあるのでしょうが、便利になれば良いと思う。
店の前をバスが通っていた頃は、バス利用者はそこそこいたのだろうか?
それでは不便でマイカー利用の人ばかりになってしまったのか?
地下鉄は近くまで来ているのにバスがない!
街づくりも難しいですネ。

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第528号 2011年5月1日「前撮り No.9」

今年も和合店の軒先にツバメがやって来ました。昨年は、店先に旗を立てていたらその動きが気になるらしく、どこかに巣を移動してしまった。今年は、快適?に子育てができるように旗を違う場所に移しておいたおかげか戻ってきてくれました。
4月24日の日曜日に前撮りをしました。お天気が良かったので、撮影後、振袖姿のままでお出掛けされるお客様が多く、愛知学院大学のツツジを見に行くというお話をされている方もありました。
厄払いに寺社へ行かれるのもよし、お祖父様・お祖母様・ご親戚へのご挨拶、彼氏とのデート・・・着物姿で一日を過ごすのも楽しいですヨ!

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