第559号 2011年8月29日「名古屋友禅 No.2」

PR現代発行の情報誌に『花saku』というのがあり、毎月顧客にお配りしています。このたび、その編集者が『名古屋友禅』の取材で名古屋へ来られるというので同行させていただきました。
以前にも書きましたが、名古屋友禅を広めたいというのが私の願いです。まずは、色々な人とのコネを利用しながら宣伝活動をし、全国に名古屋友禅を知ってもらい、その上で安価で販売できるよう大量注文はできないだろうか?などと考えています。
作品自体良くなくてはいけませんが、着るものだからあまり高額すぎるとたくさんの人に楽しんでもらえません。『見て、着て、持って楽しむ』ものとして、この時代に生き残るためには、良質で安いことが重要なのです。染色方法は京友禅と変わりません。作家は、他人の作品とは違うオリジナリティーに富んだ作品を追求するので、我々商売人とは視点が少しばかり違います。売れてくれるのが一番なのですが・・・。
現代の消費者に喜んで着てもらえる作品ができるといいですネ。

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