きもの選びは友達探し、あなたの笑顔に癒される by かずまさ

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第734号 2013年7月3日「おはようございます」

時々朝の挨拶を交わすお姉さんに、『長い距離を歩かれるんですね。』と話しかけたら、『公園3周ですよ。』との返事。反対に、『おたくこそ何歩くらい歩かれるのですか?』と質問され、『1万歩くらいだね。』 続けて、『よくお見掛けしますが、どのくらい続けていらっしゃるんですか?』と聞かれ、『う~ん、23年かな。』と答えた。『えぇ~、すごいですね!』 それに対して、『う~ん、息子のお陰かな。』と答えた。
そもそも、私が早朝散歩をするようになったきっかけは、息子を連れてのラジオ体操だった。ちょうど40歳の糖尿病になった頃だ。ひとりだったら、きっとやっていない。時々はサボることもあったが、よく続いている。
当時は、よく遊んでいた。そして、太っていた。病気になっても生活は変えられず、毎日イライラしていた。そんな時、始めたのが、ランニングとウォーキングだった。お陰でタバコが止められた。親の責務だと思った。ベロベロに酔った翌朝でも、息子を連れて走った。息子にとっては、毎日辛い日々だったに違いない。間もなく、一人でのランニングやウォーキングに変わった。病気が治るわけでもなく、その後、緑内障にもなった。
『おはようございます』 新しい朝が来た、希望の朝だ♪~ それっ、イチ、二、サン

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第733号 2013年6月28日「着付について」

733(こんなことを書くと、着付の先生方のお叱りを受けるかなぁー?)と思いながら書きます。
着付は、確かにきれいに着装されている方が良いです。しかし、着物を毎日着用されていない現代人が、きれいに着れるはずはないのです。
着用するとすれば、大概、何か晴れの日、または、悲しみの日のことが多いでしょう。普通の人なら、年に数回あるかないかのことです。そんな時は、業者にお願いして、ヘア・メイク・着付をしてもらえばいいのです。袋帯なども、自分で結べる人は少ないです。自分で着ることを考えるより、業者に頼んで結び方に工夫をしてもらって、おしゃれを楽しめばいいのです。そうすれば、短時間で仕上がるし、プロのセンスで上手に作ってくれると思います。
反対に、それ以外の日の着装は、自分の思うままに着ればいいと思います。洋服に着付教室がありますか?老人から見れば『だらしのない着装』を、若い人たちは、自分にマッチしていると着こなしています。着物も好きに着用すればよいのです。帯だって前で結んだりして自由に楽しめばいい。
私は、ほとんど毎日着物姿ですが、きれいに着ているとは思っていません。出来る限り店の顔として着続けたいと思っています。暑ければ、夏物や単衣、寒ければ、合せ着・綿入れ半天・商人コートあるいはマフラーを締める。着物は着る物、礼装の決まり事以外は、誰が何を言おうと、好き勝手に着装すればよいのです。それよりも、もっとたくさんの日本人に着物の良さを楽しんでいただきたいと思います。

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第732号 2013年6月21日「夢」

この頃、娘の夢をよく見る。それも、決まって3~4歳の姿で出てくる。もう20歳を過ぎた娘なのに、おかしな話だ。
1歳半の時に、娘を保育園に入れた。すでに、お兄ちゃんがその保育園に通っていたので、入園もスムーズだった。
当時は、我々夫婦も正直屋の営業マンとして、中心になって働いていた。朝早くから、夜遅くまで、また休日も休むことなく働く日もあり、子ども達に接する時間は非常に少なかった。
幼稚園にお勤めのお客様から、『すぐ保育園を辞めさせて、もっと子どもを抱いてあげる時間を作ってあげなさい。』ときつく叱られたこともあった。その時は何も思わなかったが、私も60歳を過ぎた。今頃になってその言葉の意味がよくわかるようになった。もう遅いのだが・・・。
昨夜の夢は、普通ならば泣く場面なのだが、娘は他人の目を気にし、また、私に気を遣って泣くのを我慢する。本来は甘えたい時期なのに。『おりこうさんだねぇ!』と知人には褒められた。夢の中で、あどけない目でジーッと私を見つめる。何かを訴えている目だ。
おんぶにだっこは、肌のぬくもりを感じあえる時間。親と子の愛の絆を強く感じることで、知らないうちに、人格形成に一番必要なことを学ぶ。今ごろ後悔しても始まらないが、親子の年齢差が縮まるわけではない。いくつになっても、私の可愛い娘だ。

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第731号 2013年6月18日「名刺」

昨年春から、友の会会員の方のお宅を訪問している。その際、名刺を置いてくるのだが、この一年で500~600枚くらい使用した。
閉店した日比野店が印刷された昔のものも、修正して利用してきたが、それもすべて使い果たしたので、新しい名刺を作ることにした。従業員用には、誰もが利用できるよう、氏名欄は空白にして、個人名をシールで貼り付けられるようにした。
現在は、昔のようにお客様廻りが出来ない。一年間にひとりで100枚も使用する従業員はいない。ただ、新規のお客様には、やはり名刺は必要なので、最低枚数は持ち歩くよう指導している。現実は、なかなか利用されていない。
久しぶりに名刺を作るとなると、欲張りだから、あれもこれも入れたくなる。QRコードにブログのアドレスにフリーダイヤルにユーチューブなど・・・結局は、ごちゃごちゃ入った見にくい名刺になる。困ったものだ。地図を入れるのはやめよう!ナビを見て来店される方にとっては、電話番号さえわかればいいのだ。
どんな名刺に仕上がるか、お楽しみ。

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第730号 2013年6月14日「神様の言う通り No.7」

身体がだるい。母さんが、『食べすぎだわ。』
毎月の定期検査に行ったら、ヘモグロビンA1cの値が高い。今回については、こんな数値になることは、ある程度覚悟していた。我慢するしかない。まだ歩けるし、目が見えないといっても全盲ではない。幸せだと思わないかん。
三欲と言われる中の食欲。少なくとも私には、年齢は関係ないようだ。若かりし頃より、おいしく感じる。内容も、多少は変化しているものの、何でも食べられる。ありがたい巡り合わせのおかげか、何でもおいしい。近ごろは、特に芋がおいしいと感じる。さつまいもに小芋、蒸かしても揚げても煮てもおいしい。自宅で食べる時は、母さんが薄味にしてくれるから、多少余分に食べても大丈夫・・・と、これがいけない。食べ過ぎてしまう。ありがたいことなんですがね。
『そろそろ薬を変えないかんかなぁ・・・』と先生が脅す。『わかりました。わかりました。』と、その時は心を入れ替える。先生は、俺の身体のことを思って言ってくれてるんだよな。『あ~あ、困ったもんだ。』と自分。先生が続けて、『そういえば、足を切断する人もいるんだよ。足のむくみはないかい?』と追い討ちをかける。
あ~あ、神様の言う通り!神様の言う通り!

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第729号 2013年6月11日「問い合わせ No.7」

ノート型パソコンを運ぶ袋にはおしゃれなものがないから作って欲しいと、いつものS先生から注文をいただいた。
パソコンを保護するためのクッションを入れたり、ポケットもいくつかつけて、など色々注文はあったが、簡単にできるだろうと引き受けたのが4月の初め。
いつも、巾着・作務衣・ズボンの仕立などをお願いしているおばあちゃんにお願いしたところ、業務用ミシンでも、キルティングのクッション布に針が通らないといって断ってきた。
その後も、二人ほどに頼んでみたが、『ダメ!』と即答。
仕方なく業者に聞いたら、仕立代金だけで2~3万円、それに材料費が加算され、おまけに仕上がりはいつになるかわからないという。困った。
結局、いつもリフォームをお願いしているMさんにお願いした。それが、4月の中旬だった。このMさんも、一度は断られたのだが、困った様子を見て、しぶしぶ引き受けてくださったのだ。ゴールデンウィーク前に電話したら、何とか休日に作るとのこと。ゴールデンウィークも終わり、仕上がったとの電話があった。
実は、Mさんでも仕上げられず、別の方を紹介してくださり、無事出来上がってきたのだ。きれいに作ってある。
たかが袋と思っていたが、難しい仕事なのだとつくづく感じた。
紹介してくださったMさんには、大変感謝している。

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第728号 2013年6月7日「神様の言う通り No.6」

『20世紀を代表する知の巨人ドラッカーは「労働力はコストでなく資源である」と語り、従業員のモチベーション(意欲)が、いかに重要であるかを説きました。・・・』 京都のT社が、『わが社の真価』という表題で、月に一度のペースで、従業員の紹介を印刷物に掲載している。現在576号ということは、50年近くにわたって出し続けているということになる。この間には、色々なご意見もいただいたことだろう。また、オーナーも何人か替わっているであろうが、いずれのオーナーも続けておられるということは、『ぶれない愛社精神と従業員を大切に考える姿勢』が強いからだと思う。
我が店も、今年創業90年を迎える。苦しみながらも店を続けていられることに感謝している。特にこの3年間は、新人ばかりになってしまい、また、人数も最低人数で、休日も思うように取れない有様。各人に迷惑を掛け続け、申し訳なく思う。いつか皆には、お返しが出来るようにしたい。回転の悪い頭を、ひねってひねって考えています。

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第727号 2013年6月4日「名簿」

振袖の資料請求のあったお客様に電話を掛けてみると、『もう他店で作ったわ。』という返事が返ってくることが多いため、順に名簿の整理をしています。テレアポ担当の女性の話からすると、その中には同業者からの請求もあるんだろうねぇ。
他店のDMは、いろいろなアイデアがたくさん凝縮されているので、広告を作る者からすれば、とても興味深く、また大変参考になってありがたいものなのです。自分の頭で考えるだけでは、とても現在のDM戦争に勝つことなんてできません。WEBもそうですが、各々の店の特徴や個性ある作品を見ることは、とても美味しいヒントになったりすることが多いのです。
成人式の前撮りも、現在では当たり前の時代になり、写真も2ポーズサービスのお店が多くなったので、当店も現在検討中です。結婚式では、ムービー、つまり動画が主流だから、成人式の記念も、そのうち動画の時代になるでしょう。それよりも、スマホによるARかもしれませんね。
時流に取り残されることのないよう早目の対策が必要です。名簿対策も、いろいろな方法があるようです。これも、研究するしかありません。資料請求がしやすい環境、対応もまだまだのように思っています。
平成18年11月から行ってきた名簿購入も、もう7年目になります。名簿会社によって保有している数も内容も違い、また、廃業する会社もあり、今後生き残りをかけた名簿の入手合戦も拍車がかかることになるでしょう。個人情報保護法を守りながらの対策とはいえ、名簿は商いをする上でどうしても必要なものなので、名簿会社選びも大事なことです。

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第726号 2013年5月31日「きものお手入れキャンペーン」

現在、『きものお手入れキャンペーン』中です。シミ抜き、染め直し、裄直し等、いろいろな注文がある。
先日も、注文をいただいたので、まずは状態を見るためにお客様宅に伺った。防湿のために入れておいた袋が破れ、その液が着物に付着して固まってしまった・・・というものだった。40数年仕事をしてきたが、こんなケースは初めてだったのでビックリした。確かに、糊が固まったような、ゴムのような・・・。防湿剤というのは乾燥したものだと思いこんでいるので、こんなことになるとは考えもしなかった。
シミ抜きになるのか?、とりあえず、業者に出してみた。それは、名古屋でも大きな業者なのだが、『どうやっても取れない』と品物を戻してきた。
次は、染色業者に出してみた。『完全にとはいかないが、80%くらいかな。』という答えが返ってきたので、仕事に取り掛かってもらった。どう仕上がってくるか楽しみだ。
常日頃、従業員には、『シミは病と同じで、早期発見、早期治療が大事なんだよ。』と話し、お客様から品物を預かる時には、そのことを口頭でも書面でもお客様に説明し、シミが取れなくても代金はいただくようにと指導している。しかし、それでも、古いシミのついた品を持参され、『取れとらんがね!』と言われるお客様もあり、時々困る。『もし、それが癌だったら、あなたはおしまいだよ。』とはなかなか言えないものです。

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第725号 2013年5月27日「Facebook」

『Imagine縁』の私のブログは、初めは『徒然草
(つれづれぐさ)』というタイトルで始めたもので、
今年で10年、720号を超えました。
やり始めた年は、13号まででした。
2年目に39号まで、4年目からは週に2度ほど
更新するようになりました。
いつも思いつくまま、勝手なことを書いてきました。

そして、このたび、正直屋ウェブサイトの制作を
お願いしている会社の担当者の方の
『Facebookにも載せてみたら?』との勧めで、
Facebookも始めることにしました。

今までのブログと同様に、お客様の写真を載せたり、
動画を載せたり、携帯サイトに載せた情報を載せたりと、
気ままに続けられればいいなぁと思っています。

誰に何を言われようが、もう63歳、続けることだけを
考えて書くつもりです。
そして、書いている中で、『着物はいいね』なんて思って
くれる人が一人でも増えると、もっといいなぁー。

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