きもの選びは友達探し、あなたの笑顔に癒される by かずまさ

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第216号 2007年12月21日「記念日作り」

今年の前撮りも、やっと終わりました。楽しい記念日作りになったと思います。特に今年は、お父さんやお母さん又祖父母までも一生の記念になるからとお話し、特に本店では家族単位で写真撮りを考えたので、実は本当にスタッフも大変だったと思います。『どうせ写すなら、お母さんのヘアメイク・着付けもやってあげたら、、、』と言い出した母さんの一言で決定したことです。支店までもは強制ができないので今年は本店だけでお客様にお勧めしました。振袖写真はほとんど一人が多いのですが、今年はお父さんやお母さんとの写真撮りができました。たくさんの人に祝ってもらうのが、やはり記念日の最高の楽しみですから、よい一日になります。また、今年の撮影日はほとんどが良い天気に恵まれ、そのまま着て帰られた人もいました。着物姿をたくさんの人に見せてくださって『ありがとう』の気持ちです。
DM等では我が店名の上に『あなたの笑顔に癒される・・・』というタイトルがついていますが、本人はもちろん、ご家族の笑顔を見ているときもの屋冥利に尽きます。

『ありがとうございました。』

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第215号 2007年12月18日「残したいもの」

商いの中で近頃よく感じること、『無くなっていく商品が多くなった。』夏の終わりに男のMサイズ(24cm)のゲタがない、ウールの伴天、袖なしの伴天がない、売れないから無くなっていくのだろう。
欲しい人は、昔の値をよく覚えていらっしゃる。探し当てても値段でダメになることもある。今の時代にスライドして欲しい。商品も無くては提供できないなぁーと思う。
今のお客さまはお願いされる時は『どうしても欲しい。値段はいくらでも、、、』と言いながら、見つけ出したら柄がどうの、商品が違うと言って、簡単にキャンセルされる人もあり、人を見て商いをしなくては腹も立つ。
ただ、苦労して探してその品が見つかり、お客様が喜んでくれると、とても嬉しい。それがあるから探す。先代や番頭の信用のおかげでメーカーも時間をかけて探してくれる。それが商いに繋がらないと本当に申し訳なくなる。
欲しいとなると今欲しい訳で、『探せ!!』という訳で待つことができない。2~3日一生懸命探して見つけ出して電話するも『もういいわ!!』と言われると、もう自分に対してパニックになる。
『だからあの時言ったでしょ!!』と母さんから追い討ち『ああ、もうダメ!!』人を見る目がないからだワ!!などと言われる、、、忙しい時代だから仕方が無いのだと諦める、、、
でも、好き者の商品がなくなっていくのは辛いです、そんな商品だけは残しておきたいのに・・・

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第214号 2007年12月14日「そんなアホな!!No.5」

電器製品の話をしていたら、耐用年数の話になり『テレビの耐用年数は15年くらいだネ?』って言う。
『俺んちのは30年ぐらい経っているんじゃないのかなぁー』って言ったら
母さんが『何をバカなことを言ってるの、我家で30年持っとるのはあんたぐらいだワ!!』って言われ、
又その後に『だいぶガタがきとるけど、、、』・・・
『なにをーーー!!、、、ホントだがやぁ、、、』
お客様宅へ行くとテレビもだんだん薄型のものに変わってきましたが、我家はいつになるんだろうか?きっと子供達の方が早く変えるんだろうネ、、、など思っています。それなら、そのお古を我家へもらえば、今のテレビより新しいがや、、、いつになったら変えられるでしょうか?
『テレビの前に洗濯機も冷蔵庫もレンジも変えたいワ』
『ついでにあんたも新しいのに変わらんかなぁー』
『そんなアホな!!、、、』

つづき
先日書いた『タントリア』の名前のところで、お客様が多くなったから名前を変えないかんワァー『タットリャー』でどうだろう?って書いたら、母さんがお客様を立たしといたらいかんでしょう。そういう場合は『マットリャー』だワって、、、!!

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第213号 2007年12月09日「カレンダーと年賀状」

12月初めになると、さすがに年末の雰囲気、気分に変わってきています。カレンダーも当店では、去年より京都きもの工房で作るオリジナルな物になり、モデルの方々が第一線で活躍されている人達ですし、当店の振袖パンフレットにも登場してくるモデルです。掲載柄も当店に所有している品なので、実際に見ていただけるので良くなりました。12月10日すぎには、各店に印刷が出来上がってくる予定でいます、ご覧下さい。
もうすでに書き始めている人もいるかもしれませんが、年賀状書きの頃ですネ。この時期は色々な仕事を強いられるので辛いですネ。もちろん自分に対して強制する訳で、年賀状にしても手書きをしなければ楽ができるし、書かなければ良い訳だけど、気になる訳で。毎年、辛い辛いと言いながら・・・時にはコックリさんになりながら書く訳です。「お前のはくどい!!」とか「文章がバカげてる」などと言われると、友達なんかだと翌年をやめてしまう。出すも出さないも私の勝手だから、文句まで言われて出す必要もないワ!!と思ってしまう。反対にお世辞を言われるとホイホイ書くオッチョコチョイなんだ、そしてへそまがりなんだネ。
賀状の枚数は、営業マンで年齢掛ける10という話を聞いたことがあり、現在57歳だから570枚だけど、結局700枚くらい出すことになる。だから毎日常に10~20枚ずつ強いる訳です。「いやだ、いやだ」と思うと、文章にその気持ちが入ってしまうから・・・・明るく努めて楽しくですネ。

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第212号 2007年12月05日「七五三の写真」

11月初めに写した前撮り写真が出来上がってきました。
11月初めは七五三なので、もう撮影会も大変でした。お母さんから結局離れない子供さんもいたりしましたが、写真は可愛く写っていてひと安心、なんとか記念日作りは成功したかな?と思いました。
お母さんもお祖母さんも着物を着られ、家族みんなで祝ってもらった子は幸せだネ、こんな家族には悪いことは起こらないヨネ!!と内輪で言い合っています。
この2~3年特に子供の事件がTVで放映されて『なぜこんな可愛い子供を!?』と思う親が多いと思います。当店でもDM発送で注意もされましたが、親の気持ちを考えるなら、『どこで調べたんだ!?』とすぐ思うのが当然です。嫌な世の中です。昔は病で永眠される子が多いので、七五三のお参りもしたのですが、これからはこんな悪事が起こらない様にとお参りや、お願いを心込めてする・・・それも必要だナ、そんな気がします。
とにかく子供は元気が一番ですネ

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第211号 2007年11月30日「きもの一考」

『きものなんて贅沢だ』なんて言われる方もおられます。
確かに余裕がなければ着られません。でもお金に余裕はあっても着られない人々もたくさんいます。日本人なんだから、昔から着物の存在は知っておられるはずなんですが、親が着ていないとやはり着用率は下がります。浴衣できものの発見をし目覚める人もいます。嬉しいです。きものをたたむこともできない親ばかりが多くなりました。
仕方がありません。業界の者が教えてあげればいいことです。袋に入れて帰して下さればきれいにたたんでたとう紙に入れ、お返しいたします。
七五三の前撮り風景を見ていると、日本人に生まれて良かったと実感します。祖父母も喜び父母も喜び本人もおすましで『きれ~い!!』って喜んで写真が出来たら皆んなで喜んで一生の記念になる。そんな親子関係の強い絆で結ばれた家族に悪いことなんかないヨ・・・って思う。
『きものはいいヨー!!』って自信を持って言える。

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第210号 2007年11月28日「ヘアーメイク」

仕事を頼むと、常にきれいにすることを心がけて一生懸命仕事をしてくれているヘアーメイクの子達もいれば、お金だけは必要以上に要求する割に、いざ仕事となると手抜きをしたり、化粧品を落としたり、下仕事をしない人もいます。プロなんだから一人前の仕事をしてヨ!!って考えるのだが、受けた以上責任はついて廻るはずなのに『後は野となれ山となれ』方針が多いのには驚く。
私がその人を信用しすぎるから甘いのだが、正月にDMに紹介する『HITOMI』『千代香』両名はとてもプロ意識を持った人達です。満足してます。
言われることも厳しいけど、引き受けた以上必ず約束は守るし、手加減はしない。TV関係の仕事をしていたというフレコミもその通りだナと感じ入っています。こんな人達の仕事が写真に撮られ載せられることに感謝してます。
どんどん宣伝してあげたいと思ってます。

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第209号 2007年11月26日「かぜ」

11月の初旬に急に寒い日があったのと、毎日1万歩を歩こうと思い立ち、無理をして体が疲れていたのかもしれません。従業員のかぜが移った、ノド風邪をするのは何年ぶりでしょうか?
声が出ない、明らかに迷惑な存在なのですが、月初めの日曜日は写真撮り、七五三と振袖の前撮りの日なので、どうしても店に出てお客様のお相手をしなくてはいません。『まるで男ヘレンケラーだネ』などと言われ・・・目は眼鏡をすれば多少は見えます。耳は補聴器を掛ければ聞こえますが、声は拡声器でも持ちましょうか?小さい声でボソボソと話しながら、自分に腹を立てながら声の出ることの喜びを改めて感じた。
病気にならなければ健康のありがたさを感じない自分に呆れています。
今年もあと2ヶ月を切り、そろそろ年賀状を書き始める時期,1日10~20通クリアーしなくてはいけません。1年の感謝を込めた一筆が書ければいいナと考えています。

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第208号 2007年11月21日「リア・ディゾン」

11月5日にリア・ディゾンの振袖発表のショーを京都に見学してまいりました。
さすがに光っているプロのモデルは違います。振袖は12月末日しか入荷しませんが、来年楽しみにしている一ブランドです。
京都きもの工房としては来年は新ブランドが続々登場です。私は新しいモデルにはまったく疎いので、知らない人ばかりで母さんに呆れられています。長谷川潤、LIZAなんかも新鮮な感覚です。
この2ヶ月間で特に感じた品は千總でした。『純古典の品が見たい。レンタルなら50万円までなら出しても良いが・・・』値段はともあれ、純古典の品を探されている人があったこと。ホームページを見て問い合わせのあったお客様は倖田來未の品のレンタルを希望されましたが、新潟のお客様で問い合わせだけで終わりました。ホームページをチェックされる様になると商いは全国になるのだナァーとつくづく感じました。
もう少し見やすく選ばれるお店にしたいと考えています。

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第207号 2007年11月20日「11月15日はきものの日」

11月15日はきものの日。(少し遅くなりましたが・・・)
陽気の良くなった今日この頃、ぜひ今月中にも一日でいいからきものを着る機会を作ってほしいナ。奥様がきものを着ることできっとご主人は喜ばれますヨ。違った感じが持てます。袖がジャマをして動きは悪くなりますが、活動するしぐさに一つ一つがコマ送りの様な動作になるかもしれませんが、自分の動きに気配りをするのもきっと良い経験になります。他人に対する気配りも芽生えるかもしれません。考えるに毎日の動きが忙しすぎるのです。ゆっくりスローモーションで時を見て、考えることも楽しいかも。卦(け)の日京都では『常なり』と言うそうです。『常にきものを着るなり』だから日常着なんです。ふくら雀の様な難しい帯のしめ方は必要ありません。簡単な半巾帯でもOKです。常なりなんだからネ。気軽に着用することです。おもしろがって着ることです。ピタッと縛りつけるのではなく、楽にゆとりを持って着用するのです。きっとうまくいくから・・・練習は必要だよ。着慣れることが常なりの必要条件だからネ。
楽しい出来事があったら教えてよ。

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