きもの選びは友達探し、あなたの笑顔に癒される by かずまさ

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第317号 2008年12月19日「そんなことあたり前ョ!!」

『○○運送です。お届け物を持ってきました。』でドアを開けて大きな事件がおこった。(先月の襲撃事件)
我店は普通営業時間中は店をオープンにしてあるので、そんなことを考えたこともない。従業員と話していたらこんなことは昔からよく話題にのぼって、過去にも色々に事件があったそうだ。運送屋と聞くと何も考えずにドアを開けてしまう心理は普通なのだが、彼女曰く『どこからの届け物ですか?』と聞くのだそうだ。
ふーん、と頷いた。「お前賢いなぁ~」
何を言っているの。主婦が家に一人がいると色んな人が訪ねてくるから、居留守を使ったりで大変なのヨォー。まず防犯カメラで相手を見る。今回の場合の犯人はそれも考えて、服装から小物まで用意していた訳だから『どこから来たお届け物ですか?』の一言はすごい意味を持つ訳だ・・・
「お前すごいなァー!!」と言うと『そんなこと当たり前ヨ!!』と言われた。
でも・・・そんなことのない世の中になれば、もっといいと思う。

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第316号 2008年12月17日「七五三着物・・・リフォーム」

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今年七五三参りをされたお客様の中で、お祖父さんの男物大島をリフォームして作られたお客様がありました。
当店で写真撮りもしたかったのでですが、それは叶いませんでしたが、後日写真をいただきました。
実は大人用の男大島上下と長襦袢で、5才用の男の子の着物・羽織と長襦袢、それから女の子用で一つ身の着物を作りました。女の子用は鱗(うろこ)文様の絹の赤地で作りました。この柄は厄払いとしても大変意味のある柄だからです。
半衿も可愛い刺繍入りをつけました。
上に明るい被服コートを着ればバッチリです。2組作るには仕立屋さんも大変苦労されたことと思いますが、考え考えなんとか仕上げてくれました。
これならお正月にも利用できるし、着ないままでしまいっぱなしの着物が利用できて『よかった・・・』と、実感を込めて感謝されました。
一つ身の着物は来年着用の予定ですが、どんな様子になるのか今から楽しみにしています。

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第315号 2008年12月15日「お正月にも着物を着せて!!」

七五三参りに着物を初めて着られたお子さんもあるかと思いますが、次はお正月ですよ!!それから雛祭り。
最近は同じ着物を4ヶ月間ぐらいのうちに2~3回着用するチャンスがあります。可愛い子どもさんのシャッターチャンスを作って下さい。小さいお子さんを着せるついでに(ちょっと言い方が悪い)お母さんも着用されたら?
きっとご主人も喜ばれると思います。
整理したりシミヌキに出すのはそれからでもOK。きちんと呉服屋さんが整理してくれます。
日本の着物は豪華できらびやかで外国の方が誉めてくれてます。外国人へのおみやげに着物のカレンダーは特に喜ばれますが、他国にはない伝統が重く、深く染め上がった衣装は日本人の誇りです。これからのお正月ぜひお子さんに着物を着せてやって下さい。

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第314号 2008年12月10日「最近の振袖」

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「今の女の子はセンスがいいから、こんな柄をホームページに載せたらいかんガァー!!」と母さんに怒られた。
確かに今日来店された女の子もパンフを郵送していない地区なのに、娘が正直屋に行くと言うのでついてきたのだが・・・とその母親が不思議がっていた。来店され商品を見せだしたら、お母さんが喜んでしまい、あれもこれも可愛いと何点か取り置きした。本人はまずスザンヌのポスター柄が着たいというので、入荷次第連絡することになった。
もちろん商品着用は22年の成人式である訳で、1年以上前のチェックです。
毎年、下見・お買い上げ客も早くなりました。我々がどんどん早くしてしまうのでしょうネ。メーカーも制作が大変です。特に今年は石油の値段が上下差があったから、儲けも時期を考えるなら作る方も大変です。我々小売屋には関係のないことですが、作る側は厳しい、きもの業界にとって大変な時代です。
もっと日本人は着物を着ましょう!!特にお正月には・・・
これは私の心からのお願い。

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第313号 2008年12月4日「一筆計上」

男が女を
おしゃれにするの
女が男を大人にするの

男が女を
ゆかいにしたら
女は男を
“ほ”の字にさせる

子どもは夫婦の
宝物
両親は子どもの
預り物?

親は
気をつけて帰れョ!!と言う
子は
あなたの見舞いにきたのだと思う


子どもは賢い
親のするようにする
親がテレビを見ていれば
『勉強しろ!!』と言ってもしない

元気がいいのは
健康な証拠
健康食品を飲みたがるのは
心の病

夫が妻を
教育すれば
年とれば
立場が反対になる

将来の夢を語るのは若者
過去の成功を語るのは
年老いた証

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第312号 2008年12月1日「光通信」

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電話を光通信にしました。ということでホームページも動画が早く見られる様になりました。
以前に倖田來未の動画を流したことがありましたが、私自身よく覚えていません。今回はきっと以前よりたくさんの資料等も入っているので、動きも変化するのでしょうネ(もちろん見るにあたってでのことですが)
フリーダイヤルも3分8円全国どこでも同じ料金ということなので、0120-39-0529についてはAM9:00~PM9:00の時間帯は全国で利用出来る様になります。
時間外については、今まで通り各店の電話番号をご利用下さいます。
利用は12月1日からになります。

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第311号 2008年 11月28日「時は人を変える」

先日何十年かぶりに昔よく遊んだ友人に会った。
60才近くになると、さすがに頭も白髪になり『年をとったなぁー』と一言。昔ならここで冗談の一言が出ようものなのに、サラリーマン人生も長い所為(せい)か会話が続かない。
人は生活の中で味気のないマイナーな人物に、知らず知らずに変えられてしまっているのだろうか?自分はいつまでもワガママだから、バカの言える人物としか付き合ってきていなかった。だからそう感じるのだろう。
彼とは小中高校と同じ学校で、家も近くだったから、大学を卒業するまで昼夜問わず遊んだ。彼女も交えバカ騒ぎをし、悩みを語り、遊びならボーリング、マージャン、ビリヤード、スキー等、成人の遊びという全ては彼と共有してきたつもりだった。そういえば詩集も出したんだ。・・・『勝ってうれしい花いちもんめ』・・・
酒を飲んで討論し、エッチな替え歌を唄う。彼の結婚式ではその覚えた歌を悪友と二人で唄った程だ。
今会う友とは随分な違いだった。どうせ自分も随分の様変わりだと彼も感じたのだろう。お互い子どもも成長し、幸せな現在なら良し、ということか。
時は人を変える。

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第310号 2008年 11月26日「携帯電話 No.2」

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仕事中は毎日着物を着用しているのですが、携帯電話はお腹の中、帯の間に挟んで入れている。他にも手帳の袋も入っていて、先日その手帳をとろうとしたら、携帯がひっかかり一緒に出てきてアスファルトの上にガチャン!!・・・落としてしまった!!
壊れていないかチェックしたら電話帳も写真もIモードも変わらず機能している。『あぁ~よかった』と思っていた。夜、本日の歩いた歩数をチェックしたら8075歩。『おかしいなぁ~』と思いながらも、あと2000歩か・・・まだ寝るには時間があるから・・・と思いながら、夜もう一度歩数計をチェックしたら8075歩(?)。おかしいナと思い色々チェックしてみた。どうも壊れている様だったので早速ドコモで調べてもらった。
『お客様、水の中に落としましたか?』「いや落としてないヨ」
『携帯がピンク色になっているから・・・』「どういうことですか?」
携帯を水の中に入れると、ピンク色に変化する部分があるそうで・・・機械のことは解らないけど、今年の夏は暑かったから汗なんだろう・・・
『携帯を変えると3万?千円かかります。修理代(歩数計)だけなら5,250円です。』
「困るがやぁ~、昔はタダでもらえたのにそんなに高いのかぁー!!」
『電話代が安くなったから・・・』(心の中で・・・そんなこと俺には関係ないワ!!)
現在はどこのメーカーの携帯も高額だそうです。昔人間はいつまでも昔の話をするからいかんなぁー!!それでもこの携帯そんなに高価なんだ~!!
もっと丁寧に扱わなぁいかんがやぁー!!
今ごろ気付いても遅いわ!!(女性従業員の心の中・・・??)

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第309号 2008年 11月21日「廃業」

車のガソリン代は値段が少し下がったものの、ガソリンを利用して作られる商品は仕入れるたびに少しずつ値上がりしています。
広告等で振袖セット等の値段を発表していますので、値上げの出来ない品もあり、ちょっと辛い。
しかしいらない経費をとことん抑えて商品を落とすことのない様にしたいと考える。
裏生地もT社が12月末で廃業の話を聞いています。良い商品なので安心して利用していました。続けていくことができないのだろうか?業界の者なら誰もが知っている伝統あるメーカーがリタイアするのはとても残念だし、業界の損失です。
生き残る方法はないのか?
どこもがかかえている悩みとはいえ本当に辛いですネ。
話が飛びますが観劇です。11月公演名古屋中日劇場は森光子主演の放浪記です。人気は上々です。前人未踏の上演2000回を目指して・・・88才だそうです。すごいです。1日1回だけの公演だそうですが・・・気迫とか心意気が感じられます。
続けることの厳しさ難しさは本人が一番知っておられることと思います。舞台が好きだからという理由だけでは説明できません。前述のT社の話に戻りますが、色々な理由はあると思いますが、もう一度思いなおして続けられないのだろうか?

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第308号 2008年 11月14日「お好み焼きのSさん家」

お好み焼きのSさん家のお好み焼きがたべられなくなってから、もう10ヶ月間も過ぎたそうです。その後色々な所でお好み焼きは食べてきた。そばが入った広島焼き(モダン焼き?)はおいしいのだが、私はあのソースがちょっとくどい気がするのです。やはりソースはさらっとしたソースが良い。もちろん自分の口に合うという感じで、どこで食べても嫌いな訳ではない。できるならビールをのみながら食するのが一番良い。
本日久しぶりに干支の飾り物を販売するためにSさん家に伺った。10ヶ月過ぎても暖簾(のれん)は内に掛けてあり、お好み焼きがすぐ焼ける様鉄板はきれいにしてあり昔のままだ。
「いいかげんにもう一度やったら?」
『昔ほどの多くのお客様は来店されないから、ボチボチあまりせわしく忙しくなく楽しんで仕事ができるヨォー!!』などと一言。
『そういえば今年の1月にやめたからもう10ケ月もたつんだ!!近頃、もう一度やれと言う人も少なくなってきたワ!!』
「味は忘れないネ!!」
『どんどんなつかしく思い出されて美味しさがオーバーラップして来るよ!!まあ、考えておくワ~』
「頼むよ~!!日曜日の食べ物がなくて困るんだワ!!」
『免許は平成25年まで使えるんだワ!!』
「まだまだ元気なんだから・・・5年はてきるナ!!」
食べられるようになったら、あの人にもこの人にも食べさせよう!!・・・そう思った。
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