
第455号 2010年7月30日「難しい 難しい No.4」
7月のこの時期は、毎年暑中見舞いを書く頃で、『暑いなぁー』と感じながら書いています。今年も蝉は7月中旬に鳴き始め、20日を過ぎる頃には、朝の散歩時でもうるさいくらい。他の虫達はいつの間にかいなくなってしまったのに、土の中で生活している蝉は強いですネ。
話変わって、今年は大相撲名古屋場所のテレビ中継がなくなってしまい寂しい思いをしておりましたら、力士の名前入り『ゆかた』(ちなみに白鵬も有りだヨー)で、『ゆかたの別誂(あつら)え』や甚平の別誂(あつら)えの注文があり、仕立屋さん共々ビックリし喜んでいます。ありがとうございます。
今年はこの暑さが来るまでに梅雨が長く、あちらこちらで大変な災害被害があり(海外でもすごいですネ)、温暖化のせいなのかなぁー?などと心配しております。
第454号 2010年7月23日「つる岡」
第453号 2010年7月20日「難しい 難しい No.3」
着物業界は頭の痛くなるような話ばかり。以前にも書いたが、和裁の専門学校が生徒の募集を止めて何年になるだろう?このたび、名古屋のA和裁も生徒の募集を止めたとか。和裁士一級の人達は早くて上手でとても着やすくていいのだ。こんなことを書くと益々お客様は着物に縁遠くなってしまうのかなぁー・・・難しい、難しい。
当店でも、レンタル商品は海外縫製に出しているのだが、仕立代金が安い。中国、ベトナムなど海外に仕立物が出ている時間が少しかかり、それが難点だ。着物だけでなく、Tシャツを含め、紳士服、婦人服と普段着用しているプレタ商品はほとんどが外国製。そんなに海外縫製にとらわれることもないのだが、伝統ある日本の着物が海外でとなるとちょっと寂しい。
近ごろ、仕立代が高額すぎるとよく言われるようにもなった。何とか若い仕立屋さんを養成しなくてはと思う・・・難しい、難しい。
第452号 2010年7月9日「振袖21グループ」
平成18年から加入していた『京都きもの工房』を退会し、新しく『振袖21グループ』を立ち上げることになりました。
この4年間に2度ほど分裂があり、その時々に悩みながら工房グループに留まったのは、取引先の問屋さんとの日ごろのお付き合いが良好であったからだと思うのです。ところが、今度、メーカー直取引の方向性を工房グループの幹部が選ばれたので、良い取引先である問屋さんを利用したほうが良いと考えた同志が集まり、『振袖21グループ』を結成したわけです。
変革の時代は、早く、小さく分裂するばかりかもしれません。しかし、こんな時こそオーナーの考えが店の道を決定するわけで、お客様にメリットのある方向性を見つけるのは難しいことかもしれません。
新しく選択した 『振袖21グループ』 よろしくお願いします。
第451号 2010年6月30日「レイちゃんとチヨちゃんのきもの塾」
書き込みOKのブログを始めることになりました。今までは一方的に発信する『徒然草』や『ともちゃんのkimono華』でしたが、若い人の意見も伺い、そんなブログにチャレンジします。
タイトルは上記の通りです。入社3ケ月と1ケ月の女の子がきものを学ぶという気持ちで、『きもの塾』というタイトルにしました。
半分恐ろしく、半分楽しくというオーナーの気持ちをお汲み取りいただき、寛大なるご意見をいただけますようお願いいたします。
第450号 2010年6月28日「続けたいのです」
第449号 2010年6月23日「知ってた?」
日本の食料自給率は40%だと言ってるけど、本当は20%以下なんだって。
知ってた?鶏は一ヶ月、ブタは二ヶ月、牛は三ヶ月、日本で飼ったら日本産になるんだって。
食料自給率が低いのに、毎日食料を捨てているんだ。コンビニで、レストランで、家庭でも・・・世界には餓死していくたくさんの人がいるんだヨ。日本もいつかそうなるんだ。今のままなら・・・きっと!
第448号 2010年6月18日「データ」
6月に入ったので、1月~5月末までの振袖販売データを市区町別に分け、月別にチェックしてみた。昨年対比で調べてみると面白い結果が出た。2年にわたり販売枚数の少ない地区は、やはり大きな呉服屋、レンタル店、写真店があったりするわけで、昨年多く売れていた地区が今年少ないと心配になり考え込む。
そういえば、あの地区は紹介者がいて、たくさん紹介してくれたんだった・・・今年はそんな方がいないからダメなんだ。紹介の重要さを痛感する。
この地区は、確かA呉服店が強いはずだが、当店の数字がいいということは、DMがこの地区のお客様に向いているからなのかな?データは恐ろしいけど正直だなぁー。後半戦の対応策を考えながら、データチェックの重要性を感じた。
第447号 2010年6月15日「難しい 難しい No.2」
『難しい!難しい!』はおふくろが口癖でよく言っていた言葉です。以前にも書きましたが、私の母は耳が遠く、よほど大きな声で話さないと聞き取れないのに、雑音ばかりが入ってうるさいと補聴器を嫌い、私が10代の頃はほとんど使用していませんでした。だから、当時は仕事も私生活も蚊帳(かや)の外の人で、3人の妹達に囲まれ、男1人で育った私は、結局、お祖母ちゃん子に育ち、甘いわがままなおぼっちゃんになったわけです。
母は、職業軍人の妻として嫁ぎ、満州で戦後も辛い思いをし、昭和24年に日本に帰り、正直屋を継ぎました。耳が遠いばかりに、その頃の従業員は、我々子どものいる前でも平気で悪口を話し、それは皆のはけ口だったわけです。それで店は大きくなった?のか。私が奉公から戻ってからは、補聴器も次第につけるようにはなりました。それまでは、話し相手にもなっていない状況の日々だったから、母が何を話しても皆からまったく無視され、私自身も30代、40代は親を親とも思わない、今から思うととんでもない子だったのです。誠に申し訳なく思う、そんな母が会話の間に漏らす言葉が『難しい!難しい!』でした。仕事のこと、食事のこと、子どものこと・・・彼女の見捨てられた苦労、73年の生涯は幸せだったのか?・・・いや、母はきっと、そのすべてを知って生きていたのかもしれない。今頃になって、きっとそうだと思うのです。
第446号 2010年6月11日「コピー機」
コピー機が壊れた。買い替えるにも高額なので、しばらくカーボン紙を入れて仕事をしていた。しかし、機械には勝てない。中古を購入することに決め、いつも買うK社に電話した。担当者によると、10万円くらいかかるとのこと。しばらく考えることにした。機械類は1台壊れると、おかしなもので連鎖して壊れる。ノート型パソコンが、クーラーが、そういえば今年になって電気製品の買い替え・修理が多いなぁー。景気が悪いから、どうしても必要なものしか購入できない。すると、あるお客様から、『そういう品は次々新型が出てくるからリースがいいのよ!』と言われ、『ああ、そうかー!』と思った。昔、FAXをリース契約し、会議で親父や番頭たちにえらく叱られたことがあった。それは、『買取りであれば、もし倒産しても、他人に迷惑がかからないから』というのだ・・・それも一理ある。取りあえず、リースならいくらかかるかを尋ねた。『6千円くらいですね』との返事。試しに他社でも見積もりを取ってみた。すると、先程よりもすごく安い見積もり金額を提示してきた。しばらくすると、その業者が資料を持って現れた。説明の中で、金額は私の聞き間違いであることがわかったのだが、さっき電話したばかりなのに、対応の早さに驚いた。若者でもこんな人がいるんだ。セールスの基本を教えてもらった気がした。K社の担当者に電話した。『社長、来週の火曜日に来てくれとおっしゃったじゃないですか?』 絶対自分の店で購入してくれるものと思い込んだ話し方だ・・・私もそうなんだ。相手に悪いことをした思いはあったが、新しい業者との繋がりにワクワクしている。


