第789号 2014年2月14日「オリンピック」

789ソチオリンピックが始まり、半分くらいが終わった。
テレビ観戦していると、期待の大きい人は、毎日のようにテレビに登場してくる。しかし、日本では知名度が低い競技もあり、そんな競技の選手は、取り上げられることも少ない。親戚や知人でもいれば応援するだろうが、テレビにも出ないまま終わってしまう。
戦いに、泣き笑いはつきもの。日本代表だから、世界でも一流かといえば、そんな選手ばかりではない。さらっとした前宣伝だった人が、メダルをもらえば嬉しいだろう。反対に、期待の大きな選手の成績が悪いと、本人も悔しい思いが残る。
オリンピックは、世界一を競う大会なのだから、負けるものが出ることは仕方のないことだ。日本代表になること自体が厳しい争いだったはずだが、世界のレベルに比べて、日本のレベルが低ければ、自然と『参加することに意義がある』側にまわるわけで、そういう人たちもいなければ、一番の人も栄えない。いっぱい悔しい思いをし、次回、良い成績が残せるよう努力すればいい。
トップ選手には、決まってトップコーチがついている。計算し尽くされた練習と、毎日の生活、身体のコントロールに精神面でのコントロール。すべてが揃った人間が、一流になれるのだ。
若いということは、いくらでもチャンスがあるということだが、そのチャンスに気づかないうちに一生を終えていくことの方が多いかな?
人生はドラマだ。

ページの頭に戻る