第369号 2009年7月30日「おつづきいかがですか? No.7」

お客様から佐賀錦の袱紗(ふくさ)の注文がちょくちょく有り、例の御茶屋さんに伺うことが多くなり、知らないうちに抹茶を2杯飲むようになっていた。
昔お客様宅で飲んでいた様に、話をしながら昔を時々思い出しながら、おいしさの味も思い出しながら、何度も伺ううちに、ここのお店の常連客のかたがたの話も直接聞ける様になった。
私と同じ様に着物姿の男性客・・・有名なお茶の先生だとか…御幸籠(みゆきかご)の時にMデパートの加工所を教えてもらったりしている。楽しい時間だ。つい長居をしてしまう。そういえば昔もそうだった。
お茶は作法の事を考えないで『好きに飲んだらええ』『その方がおいしい』
改めてお茶の基本を味わった。この美味しさを続けてほしいと願う。

ページの頭に戻る