第180号 2007年8月20日「挨拶」

私は小さな頃から、司会や議長等ということをしたことがなく今まで(57才)きたので、時々他人の前で挨拶をしろと言われると大変困ります。
特に何日も前に言われるともうそれまでの何日間か、そのことで頭がいっばいになり仕事にならない。突然に言われても又パニックです。それこそしどろもどろ?ですが、話し終えて席に戻っても汗は引かないし顔はどうせ真っ赤だろうし、心臓は高鳴りっぱなし、しばらくは下を向いたまま動けないという・・・
プロの話家にそんな話をしたら、「誰でも初めはそうなんだ」と言う・・・『なぁ~んだ、そうなんだ・・・』と言いながら教養のない自分だから、どうしてもしゃべれない・・・仕方ないんですネ。「お前さんはカッコをつけるからいけないんだヨ。普通の時と同じ様に会話すればいいのだ。」と言われても・・・トーンは上がりっぱなし・・・あぁ~どうしよう、どうしよう・・・また話が思っていたことと違った話になっているじゃないか・・・所々と・・・わかっているんです。
母さんがいる時は帰り道で『どうだった?』と聞くと「あんたの話はいつもあんな風だワァ~」・・・あんな風が知りたいのだけど・・・教えてくれない。
弟や従業員に聞くと「良かったですョ!!」・・・ほんまかいなぁ~と思う。
先日、「弟の結婚式の挨拶がビデオに撮ってあるから、見られますか?」って弟の嫁さんに言われ、それだけで汗が出てきた。

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