第36号 2004年11月5日 「餅は餅屋」

 「餅は餅屋」ということわざがあります。
「その道の本職は、やはりそれだけの値打ちがあって優れている」という意味ですが、「きものは着物屋で!!」と言いたい訳です。11月には七五三、その後には正月や成人式、きものを着る機会がたくさんあります。
なぜ着物を?・・・日本人だから着なさい!!という訳ではありませんが、長い歴史の中で、着る物が次第に移り変わって着ましたが、着物を着る風習が残っているということは、着物には生活に根ざした何かがあるということではないでしょうか。
 着物にはその人によって使い方(着方)が違い、ただ冠婚葬祭の時にだけ使用されるお客様もあり、お花やお茶の時に使用される方も多いでしょう。慣習だけで本質もわからず、簡単に済ませる人もいるでしょうが、儀式的なことは一生に何度もありません。なぜその儀式を行うのかよく考えて行いたいものです。
「餅は餅屋」やはり専門店ならではの、その道のプロに聞いて行いたいものですネ。

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