第775号 2013年12月27日「オッサンのぼやき」

日報をつけるようになって41年になる。きっかけは、奉公先で金銭トラブルに巻き込まれ疑われてからだ。一日の出来事を簡単に書き留めておくのだが、金銭については、特にきちんと書いた。納品したのに受け取っていないとお客様から問い合わせがあった時にも、『何月何日何時何分ごろ届けました。』と報告すると、大概ビックリされる。そして、もう一度タンスを調べてみると、いつもと違うところにしまい込んでいて、それを忘れていたということが多い。
日報を書いていることで、納品した、しないの問題はほとんど解決できる。しかし、時に注文品を書き忘れ、お客様に注意されるというウッカリもある。本来は、毎日その場でメモするのが一番なのだが、安請け合いが一番いけない。反省している。
30歳代、40歳代は、毎日平均10軒くらいはお客様宅を廻っていた。もちろん、どこを訪問するのかは、自分で好きなように決められる。いい加減な日もあれば、真面目に仕事をした日もあった。
10年も20年も前の日報を、読み返す必要はない。ただのゴミだが捨てられない。自分がいなくなった後、この膨大なゴミの山の中の1ページでも、読み返してくれる人がいるかいなぁー?

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