第650号 2012年8月6日「夏休み」

小・中学生の夏休みが始まったと思ったら、もう8月。
私が子どもの頃は、毎日嬉しくて鶴舞公園を遊びまわったり、一日中プールで遊んだりしたものだ。昔は、我々の自己管理態勢の下で、自由に施設を利用させてくれた。もちろん監督の先生も時々は見回りに来てはいたが、ほとんど我々の自由だった。そして、一度も事故もなく過ごしてきた。
今は、連れ去りがあったり、難しい管理規制で縛られたりと、何もさせてもらえない。何か事故でもあると、すぐ先生やら指導者の責任追及になる。育てた親やその背後にある環境はどうだったのか?我々親たちは、悪いことをしている子どもを他人の子どもであっても叱ることをしているか?我が子であっても叱ることのできない親ばかりで、何かあると、他人に『叱ってやってください』とお願いする親、自分の子の味方をし、子どもが悪いことをしても反省しない、謝らない親の多いこと。と書く私もその中の一人だが・・・。夏休みになると、夜中に繁華街で遊びまわったり、非行に走る子どもが多くなるそうだ。そんな子達を見守る親はどんな生活をしているのか?
盆踊りや花火のシーズンが始まった。きちっとした家庭には非行に走る子どもなんて生まれない。悪くするのは親や環境だ。

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