第889号 2015年12月29日「台帳整理」
成人式に向けて、成約された振袖の棚を作ろうと、各店舗が部屋の整理を始めた。すると、そこには大量の古い台帳、レシート、伝票類が。まずは、それらの整理から取り掛かった。
猪子石店で250kg、和合店で200kg、ついでに本店の倉庫も調べてみたら、10年も前に閉店した日比野店の台帳も含めて1.5トンにもなった。税法上、保管が義務付けられている7年間の台帳を除いての量だ。
焼却炉で燃やしていた時期もあったが、現在、町の真ん中でそんなことは出来ない。お客様の住所や氏名、購入された商品など個人情報満載の書類を、普通のゴミと同じように処分するわけにはいかない。信頼のおける古紙回収専門業者に直接持ち込んで廃却を依頼した。
手伝いの人を何人か頼んで、4日間。腰は痛いし、背中も痛い。本店は、1階部分の他に3階建ての建物の屋上の倉庫から階段を昇り降りの作業だから、特に大変だった。こんな大変な思いは、もうしたくない。これからは、1階部分にある程度溜まったところで処分することにしようと心に誓った。
店も古くなってくると、いろいろなところに、もう使用しないだろうと思われる器具がたくさん溜まってくる。これは、春から夏にかけての暇な時期に、片づけていくことにしよう。
やれやれ、面倒な仕事が増えた。
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(注)台帳の保管期間は、7年から10年に変更になったそうです。