第630号 2012年5月27日「創業祭」

今年創業88年を迎え、お客様や関係業者様の応援のお陰と感謝しています。
創業祭というのは、正直屋が創業50周年を迎えた時に記念売り出しとして始めたもので、7月の第一週の土曜日曜をはさんで行ってきました。まだ、ついこの間のように思うのですが、早いもので30年以上も過ぎてしまいました。
5月の末ともなると、7月の創業祭のパンフレット作りを始める。現在なら、『この暑い時期に・・・』と言われ、話は進まない。ところが、よく売れた。特に『ゆかた2,000円』。当時は、今のプレタ(仕立上り品)と違い反物だった。一人で2反3反、多い人は20反30反も。何に利用するかというと、お中元に利用されたのだ。当時でも、1反一万数千円するブランドゆかたもあった。やはり安いという宣伝文句は、良い商品であれば、なおさら受ける。それは当たり前のことで、毎年の人気商品となった。ゆかた販売では利益は出なかったが、ついでに購入されていく商品もたくさんあり、売上もよかった。夜9時までの営業だったが、忙しくて食事ができない日もあった。
懐かしい思い出です。

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