第589号 2011年12月21日「正義の味方 No.2」

正義の味方など現実にはいないことなんてみんな知っているのに、何か事が起きるとそんな人が現れて解決してくれないかと願う。大きな事件だと警察や弁護士にお願いします。しかし、そこまでの事件は生涯でそんなにあるものではなく、揉め事の大半は夫婦喧嘩くらいだろう。私が正しいと思っていても、間違っていることが多いと母さんは言う。だが、自分では正しいと信じているので、そこで問題の正義の味方が現れて、『間違いはあなた!』と言ってくれたらと思う。それでも、私のことだから反論するだろう。そんな人間だから仕方がない。昔は上下関係が厳しく、上の方が言ったことはすべて正しかった。年長者の意見は神妙に聞かなくてはいけなかった。特に、女性は男性に意見を言うことはできなかった。現代は、どの家庭も女性が上で男は女性の言う通り(と、これは我が家のことですが)。歳を重ねるごとに力関係はどんどん女性の方になる。その方が世の中平和なんだろうね。正義の味方よ、君は今どこにいるのだ?もう少し我々庶民を豊かにしてもらうことはできないだろうか?

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