第475号 2010年10月12日「難しい 難しい No.7」

先日、懇意にしている取引先に撥水(はっすい)加工を出したところ、やらなくてもよいポリエステル製品だったため、お客様から苦情をいただいた。調べた結果、明らかに当新人社員の間違いとわかり、早速、お客様へ謝りに行った。
その経過を取引先トップに話したら、『プロである業者から加工の注文があれば、ポリでも加工します!』との返事。その取引先は、普段とても親切なので、そのような会社のトップの言葉とは思えずビックリした。
シミがあれば丁寧に指摘してくれ、費用はこれだけかかるが仕事を進めてもよいか?など、電話やFAXのない日は無い。担当者も品質チェックができなかったのか?しかし、彼らはそれを生業(なりわい)としているのだから、わかるはずなのだが・・・。過去の品をチェックしたら以前にも1件あり、我が担当者には注意した。
取引先も信用できない時代が来たのか?これからの時代こそ、もっと強い絆や情で結ばれた『お付き合い』が大切なのだと思うのだが・・・。あぁー 難しい、難しい。

ページの頭に戻る