第204号 2007年11月08日「七五三の栞」

先日、七五三のお客様が買い物をされそのサービスとして『七五三の栞』を母親にあげたら子供が「それなあ~に」と聞くのです。「これはね、七五三のいわれを…」と言いかけて、いわれなんて言葉は知らないヨネって思い、「う~ん」と言葉につまった。
子供としては、今日は私の買物なんだから、サービス品なら私の物ヨ!!とでも思ったのだろうか?近頃は七五三のことを親も知らないので、なぜ?って言われても答えられない。そんな訳で、親の教育をしている訳です。ここまで健康で育ったことに感謝しこれからもよろしく!!とお祓いする儀式なんだヨ…「どうして?…どこで?」…
確かに親も知らなくてはいけないことなんだけど、子供も分かる理解する様な栞なら家に帰ってから絵本を読んで聞かせる様に幼児教育ができたかもしれないのに…
子供の目線で作られた栞でなかったことにちょっともう一つ工夫がほしかったと思った。
自分も子供を育ててきた時にはしていなかったが、子供を叱る時は子供の目線まで腰をかがめて両手を強く持って諭す様に『○○ちゃんなら、分かるよネ!!』と叱ると良いとお客様に聞いたことがある。
なかなか出来ないことだけど、このたびのことは、次回に作る栞の参考にしたいと思った。

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