第110号 2007年2月26日「お店の責任について No4」

2月10日の展示会の時に、ある店に『紅型(びんがた)の振袖を見せて欲しい!!』と言ってご来店されたお客様がありました。しかし、その時の当店の係りがお客様にたいして満足のいく対応が出来ず、そのお客様に紅型の振袖を見ていただくことができませんでした。
偶然2月23日からの案内状にも紅型調をご購入いただいたお客様の写真(昭和区・中野さん)が載りますが、『紅型』は全店でも4~5枚しか在庫がない商品です。仕入れの度に気に入った柄があれば購入しているのですが、中々なく購入を控えてしまっています。このたび(中野さん)の柄は私も大変気に入りお客様にも喜ばれうれしく思っています。
さて、『紅型』は市場にも見かけることが大変少なく、もしたくさんの紅型調をご覧になりたいということなら、メーカーを探すしかないでしょう。本紅型となればもっと大変で、メーカーのR社or名古屋ならF社、N社にお願いして探してもらうしかありません。
正直屋では、小紋の本紅型は数本在庫として所有していますが、振袖は所有しておりません。もちろん大変高額な品となります。
このたびは閉店後に係りからこの『紅型振袖をお探しのお客様』の報告を受け、その対応を残念に思いました。
振袖にも様々な加工、メーカー、ブランドがあり、全商品を取り扱うことも出来なくてお客様にご迷惑をお掛けすることもありますが、時間さえ頂ければ『お気に入りの品』をお探しいたします。
『紅型振袖』でご来店のお客様へ・・・このホームページをご覧になられたら、もう一度係りにそんなお話をして頂ければと思います。責任をもって探させていただきたいと思っております。

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