第43号 2005年3月11日 「きもの(絹)のごちそうは空気です。」

 絹は動物繊維で、私達人間と同じように毎日息をしています。糸を強くしなやかに保つには空気にあてることです。タンスの中に閉じこめて置いてはかわいそう。陽気の良くなってきたこのごろ、虫干しがわりに一度タンスの中を整理してみては?風通しで空気を存分にあてることで、カビの防止や生地の黄変防止になります。ぜひどうぞ。
●『虫干し』梅雨明けの7~8月頃に行われる湿気を取り払うもの。
 『風干し』10~11月、『寒中干し』1~2月も虫干しと同じです。

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