第575号 2011年10月28日「着付け教室」

普段、着付けでお世話になっている成人式着付の元は『井川着付け教室』であり、親父の頃からのお付き合いだから40数年になる。美容もその娘さんにお願いしているので、親子二代にわたり着物販売のアフターフォローのお手伝いをしていただいていることになる。
以前、正直屋でも『着付け教室』を開いていた。たくさんの生徒さんがいて、先生になられた方もたくさんいた。いつかまた復活できればと願っている。
真から着物好きの方は、日常も着用されていて、やはり着姿もきれいだし動作もスマート。着物は『慣れ』だな、とつくづく感じる。民謡をされている方には着物好きの方が多く、自分のお客様にもいるが、そんな方でもそのグループの集まりに行くと別世界に来た気分になられるそうだ。近ごろは本当に日々着用されている方が少なくなったので、そんな話を聞くととても嬉しく思う。
来年度より学校教育の一環で、『着付け』が取り上げられると聞いた。まずは、中学一年生の男女が対象らしいが、日本人として一人でも着物好きが増えるならもっと嬉しいことだ。

ページの頭に戻る