第996号 2024年8月21日「日本の行事 No.2」

996戦後生まれの人の子ども・・・つまり私世代の子どもの年代は40才台が多い。それらの人の子(私からみると孫)の中には、もう成人式を迎えた人もある。
高度成長期だったということもあり、私の親世代は、競って着物を購入した。戦争体験者である彼らは、自分たちが着飾ることができなかったから、その反動があったのかもしれない。子を思う親の気持ちに応えて、喜んで着物を着てきた人たち、その反対に着なかった人、着れなかった人もある。
着ることのなかった着物は、しつけ糸が付いたままの状態でしまい込まれ、孫が着るかもしれないと残しておいても、孫も着ないとなると、ゴミになってしまうわけです。
子を思って作ったものがゴミになってしまう。しかし、それは、その親が、着物を着せる意味を教えてこなかったからではないだろうか。まずは自分が着ること、そして七五三などの通過儀礼には子どもたちにも着物を着せて、可愛い、キレイと親子で楽しんでいる家庭では、着物をゴミにするようなことはないと思う。

ページの頭に戻る