第535号 2011年5月24日「蝉(セミ)」

少しずつ気温が高くなってきた。今年は浜岡原発のこともあり中部地方でも節電を強いられることになりそうだ。我が家でもコンセントを抜いたり、電灯をこまめに消したり、少しでも節電に協力しようとしている。今年の夏も暑い日が続くのかな?・・・イヤだねぇ。
休日に『八日目の蝉』という映画を見てきた。蝉は7年間地中にいて地上に出たら7日間で死ぬものだと言われていて、そんなものだと思っていた。しかし、8日目の蝉がいたっておかしくはない。人間でも『人生50年』と言っていたのに現在は80年だからね。でも、地中にいたから生き延びることができたわけで、ほかの昆虫たちは鶴舞公園では見られなくなってしまった。一日長く生きられた蝉は何を考え、どんな行動をしたのか。私事だが、還暦を過ぎても気持ちのうえではまだまだ青年だし、『おじさん』なのに『お兄さん』と呼ばれたい。『八日目の蝉』は難しい映画でしたが良い映画でした。

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