第955号 2020年11月27日「コロナ感染禍」

955令和2年はコロナ禍で1年が終わりそうだ。世界中で感染が広がり、日本時間の昨日、6,000万人を超え、まだ止まりそうもない。人間は進化したといっても、11か月を過ぎても、まだ実用可能なワクチンができない。自然の驚異を『これでもかっ!』というほど見せつけられている。
知り合いに感染症にかかった人がいないから、まだ呑気(のんき)なことを言っていられる。もしいたら、商いどころではない。売上が下がっても、自分の店だけではないから、焦りはするものの、気持ちと動きはバラバラ。やることがないからHPのチェックばかりしていたら、ただでさえ悪い目が、ますます悪くなり、夕方になると印刷物のチェックすらできなくなってしまった。病院で視力検査をしても、視力は前回と変わっていないと医師に言われた。でも見えないのだ。年のせいもあるとは思うが、年末のカレンダー配りが心配だ。
大きなチェーン店の四半期決算を見ても、業績の悪い店ばかり。この業界で、前期より数字が良い店はあるのか?ただでさえ悪く、リタイアしていくメーカー、問屋、小売店が多い。やめることができる店は、まだ余裕があるからだが、やめられない店もある。振袖中心に商いをしている我が店も、もう2年後の予約を受け付けているわけだから、そのお客様たちのためにも、良い内容で成人式を迎えたい。
商いは続けなくてはいけない。どんなに世の中が変化しても、その波に乗って対応していかなくてはならない。苦しくても止まってはいけない。生き残れる方策を考え、手を打って、前に進むしかない。あと1ヶ月で今年も終わる。コロナ感染は終わりそうもない。

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