第949号 2020年4月20日「新型コロナウェーブ No.2」

例年、3月の下旬ともなると、花見が最高潮の時季だ。しかし、今年は、何もかもが自粛自粛で、人の集まる場所に行くことができなかった。春の花は生き生きとしていて、桜の下で一杯やるのも男どもの楽しみのひとつなのだが、今年はそれも出来なかった。
大相撲やバスケ等のスポーツも、無観客で行っていた。感染者が増え、東京オリンピックも1年延期になった。外国人観光客が、どれだけ日本に経済効果をもたらしていたのかを、テレビでは盛んに報道していたが、確かにその通りで、消費が落ち込むと、特に余裕のない我々のような中小企業は生活が成り立たなくなってしまう。
オリンピックも、世界の現状を考えればやれるはずがない。だが、決断できなかったのは、やめれば景気がより悪くなることが解っていたからだろう。聖火リレーも延期となり、すでに日本に来ていた聖火は、1年間厳重に保管されるのだそうだ。
あとからなんて、誰でも何とでも言える。『その時』どうしたらいいか?決断することは難しい。歴史に残る大事件になってしまった。

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