第948号 2020年3月21日「新型コロナウェーブ」

新型コロナウイルスの感染が中国から始まり、いつの間にか3ヵ月が経過した。IOTがこれだけ発達し『人間はどんなことでもできる』などどいう夢を見ていたが、現実はいとも簡単にウイルス感染していく。
初めは、世界中の誰もが、こんなにも感染拡大するとは考えていなかっただろうし、治療薬もすぐ出来るだろうと予測していたに違いない。日本が、中国・ヨーロッパ・アメリカと違う点は、感染速度が少し遅いということ。3月中旬、日ごとに感染者数がどっと増え、あちこちの国で外出禁止令が出された。テレビを見ていても、これだけ感染者が出ているのに、海外の人たちは、マスクもしていない。対応が遅かったのか?未だにクラスターがわからないから対応のしようがない。家から出ないでスマホやテレビで時間を潰す。といっても、食料品がなくなれば購入しなくては生きていかれない。どこの国でもトイレットペーパーやマスクが在庫切れしているのだろうか?
『コロナショック』とでも名付けられるのだろうが、現在の状況を見ると、『新型コロナウェーブ』だ。病原菌が高笑いをして自由に飛び回っている状態だからだ。
拡散させないように、まずは学校を休校に。スポーツジムには行くな!デイサービスも閉鎖。対応がすべて後手となっている。でも、日本では、これが効いているのか、海外に比べると感染者の増大を抑えている。しかし、関係する業者にとっては困った対応策だ。我が着物業界でも、卒業式袴のキャンセルで被害を被(こうむ)った。終息が見えないから、あらゆる人が困る…どうなるのだろう?

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