第796号 2014年3月11日「ママ振 No.3」

その年の成人式が終わると同時に、翌年の振袖の下見客や成約者が急増する。4月から消費税の値上がりが決まっているので、最後の駆け込み需要もあるかもしれません。
この1~2年、お母様の振袖を着用する『ママ振』の方も多くなりました。お母様世代の振袖は、生地も良く、今着用しても何ら見劣りする品ではありません。強いて言うなら、当時は中振袖なので、身長にもよりますが、現在の振袖と比べると、袖丈が2~5寸程度(8~20cmくらい)短い。柄付も、現在は全体に配置されるようになったことと、流行色が多少違っているものもある、ということくらいでしょう。
お母様の振袖に、憧れや愛着を抱いたお嬢様なら、『ママ振』をぜひ利用していただきたいです。身長差が大きければ、きもの屋さんにサイズ直しの相談をすればいいです。お嬢様のセンスで着用すると楽しいですよ。
小物等を現代風にアレンジすれば、同じ振袖でも、ずいぶん違った印象になります。送られてくるDMや雑誌を参考にして、重ね衿・半衿・帯締め・帯揚げ・草履・バッグ・ストールなど、自分なりにコーディネートしてみてください。それと、ヘアー・メイクや髪飾りを工夫することも重要です。
正直屋のホームページには、そんな情報が満載です。参考にして、チャレンジしてみて!

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