第645号 2012年7月18日「災害」

毎年、鶴舞公園で初めてセミの鳴き声を聞いた日をメモするようにしているが、今年は、おとといの7月16日にクマゼミの声を聞いた。また暑い夏がやって来ました。クールビズだ、節電だ、と言っている昨今、名古屋は今のところ災害はないものの、クーラーも店以外はなるべく使用しないでおこうと思っていた。しかし、さすがに昨夜は暑くてクーラーを入れた。店のほうは、もうずいぶん前から入れているので、今年はかなり我慢し節電に協力した気分でいる。
テレビで九州北部の災害状況を見ると、日本の河川や橋の弱さに驚かされる。しかし、それは『経験したことのない・・・』『想像を絶する・・・』『今まで数十年にわたってなかった・・・』ということだから仕方がないことなのだろう。以前にも書いたが、『日本の川は川ではなく滝だ』と江戸時代に来日した外国人が言ったそうだが、我々はそんな話は平和の中で考えもしていなかった。この数十年、自然災害には縁がなかった?『いや、毎年経験しとる!』と強調される専門家もおられると思う。近ごろ、東海大地震の話もよく出る。『その時は津波はこうなる』などど脅される。しかし、あるかないかわからない災害に、もちろん用心はしなくてはいけないが、毎日おどおどしてもいられない。
今はただ暑い暑いと言うことぐらい。『クーラーでも入れようか!』

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