第642号 2012年7月6日「娘」

今頃の時期になると決まって思い出す光景がある。
娘が小学校低学年の頃のことだ。学校から帰ると浴衣を着たがり、毎日その姿で遊んでいた。私や母さんが着物を着ていたから、自分も家にいる時は着物を着るものだと思ったのだろうか?子どもだからバタバタ走り回る。裾を踏んずけてバターンと転んでも泣かない。しょっちゅう転んでいるから泣いている暇などない。可愛かったね。
娘が9~10歳くらいの頃。当時、自店のDMに載せるための写真は私が撮影していた。ある時、七五三の写真を撮りたいと思い、娘をモデルにして撮影した。マミヤの写真機で私が撮った最高の写真が正直屋HPの十三参りか七五三のページに載っている写真です。座って挨拶している姿、可愛いでしょ。
4~5年前から正直屋でも前撮りをするようになり、各店で写真撮りをしています。成人式の記念にと、家族写真もあわせて撮ることをお勧めしています。お父さんが一番喜ばれます。
私と娘のツーショットはありません。もっと早く気づけばよかった。でも、今でも子どもの頃の家族写真は肌身離さず持っています。時々取り出しては『可愛い』と思って眺めています。

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