第546号 2011年7月8日「おつづきいかがですか? No.11」

暑中見舞いを書いていたら、懐かしい人を思い出した。何度もこのコーナーに登場している中山の広瀬さんだ。『お抹茶は楽しく会話しておいしく飲めばいい』と教えてくださった。
彼女のご主人は盆栽が趣味で、庭の手入れをよくされていたが、水遣りは特に大変そうだった。動物でも植物でも生き物の世話というのは毎日のことだから、自分の生活の中の一部分どころか大半の時間を費やす。私はあまり詳しくはないが、盆栽なら肥料のほかに株分けなどいろいろやらなくてはいけないことがあるのだろう。毎日、それは楽しそうにせっせと作業されていた。
何か打ち込める楽しみがあるというのは幸せですネ。年を取ったから余計そう感じるのか?今ごろ天国では、『おじいさん、そろそろお茶にしませんか?』っていう会話が交わされているのかも・・・おつづきいかがですか?

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