第220号 2008年 1月 8日「新年のごあいさつ」

今年の年頭の目標は、日々一万歩が歩ける体と気力作りに励むとカッコよく賀状に印刷したものの、すでに賀状書きをしているうちから、なかなか一万歩が歩けない。一番の理由は、朝が暗いから起きられない。年初めから、えらい目標を立ててしまったことに悔やみ、しかし一歩でも多く歩かなくてはと思っている。
さて、正月は着物着用率の一番多い時期。年末に男物の角帯の締め方を聞きに来店されたお客様もあり、着物を着る関心を持っていただけ嬉しく思った。
近頃、なぜか着姿を見られ褒められたりする、『やはり着物はいいですネェー』と。先日は大須で呼び止められて話をされたり、聞かれたり、毎日着用しているので自分自身が着物姿という気持ちは薄れ、他人が着ている洋服姿と同じ感覚になってしまっているので、改めて自分の姿を見直す感じになる時もあり、おもしろい。どうせしまいっぱなしの着物なら汚れたって構やしない、、、と思って着られるなら気軽だと思う。染み抜き代がいくらかかるから・・・などと考えると、つい着用が鈍る。女性なら半巾帯で、それこそ貝の口での締め方で帯を締めて着る。上に羽織やコートを羽織れば煩わしさはない、立派な着物姿です。洋服を着るのと同じ気持ちで着物も着ればよい、そう思うのです。
今年一年も、着物を着ていただける宣伝を、いっぱいしたいと思っています。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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