第165号 2007年7月6日「友達」

この年(57才)になって、自分ながらにワガママでお坊ちゃんに育てられたんだと思う。自分勝手で言いたい事をしゃべっては相手と喧嘩別れをし後悔をしている。
子どものケンカなら次の日に『ゴメンネ』ですむが、大人の場合は、それまでいくら仲の良かった間柄でもそれで終わってしまう。もちろん相手が原因を作る場合もあるが、私が言いすぎた結果そうなる場合もある。あと味の悪いイヤな結果だ。たまに相手のことを思い出し、謝ろうと思う時もあるのだが『今さらあやまれるか!!』と又思い直し、そのままでいる場合が多い。
もちろんどうしても以前の気持ちで仲直りがしたい相手もある訳で、そんな場合はどちらからともなく、謝ってもいないのに以前の間柄に戻っている人もいる。
どちらからか「酒でも行かないか・・・」と誘い合う訳で、こんな場合の酒は良い酒なんだろう・・・。酒が飲めるようになって良かったと自分勝手に思う。
何年かぶりに飲む酒は、昔のイヤなことなどすっかり忘れて元に戻った仲で笑い合っている。そして以前の間柄より強い友人になっている。
言い過ぎなくては相手のことも分からない訳で『絆(きずな)』という字はだから半分ずつなんだ・・・なんて訳の分からんことを書いている。

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