タイと日泰寺

日泰寺の名前は「日本とタイの寺院」を意味する。いずれの宗派にも属さない日本唯一の仏教寺院。19の宗派の管長が3年交代で住職を務める。代表役員は同寺のトップ。明治時代、釈迦(しゃか)の仏舎利(真骨)がシャム(現タイ)から贈られたのをきっかけに、安置する場所として1904(明治37)年に建立された。プミポン国王も63年の来日時に夫妻で寺を訪ねた。84年の本堂完成時には国王から「釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)」と書かれた額が贈られ、本堂に掲げられている。
                            (平成28年10月15日発行「中日新聞」朝刊・社会面より引用)

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