第879号 2015年9月8日「映画」

定休日の唯一の楽しみは、映画鑑賞だ。とはいうものの、実は、定休日に注文品の仕入れ等で問屋廻りをしているので、休日とは名ばかり、なかなか時間に余裕がない。
今は、大きなショッピングセンターには、食料品店はもちろんのこと、専門店街のほか、映画館やらスポーツ施設やレストランなど何でもあり、とても便利だ。一週間分の食料の買い出しをしがてら、時間が合えば映画を見る。駐車場も広くて、おまけに無料ときているから何時間いても駐車料金を気にしなくて済む。
この前は、『ミッション・インポッシブル』の新作を見てきた。現実離れしたストーリー展開に加え、目の悪い私には見づらい場面も多く、見ていてもわからないことだらけだった。そんな中で、一番印象に残ったことは、新しい武器はIT関連のものばかりだったということだ。
もうひとつのスパイ映画、昔のボンド(007)映画をみても、必ず登場するのは美女、そして新しく開発された武器だった。ボンドが携帯する武器や乗り物など、新シリーズには必ず最新の武器が登場し、それが楽しみでもあった。
奇想天外な武器ではなくIT機器となると、現実味を帯びてくる。現代社会でも、操作方法やパスワードの解読等、問題点が多発していて、しょっちゅう新聞等で話題になっている。
我々に関係したことでは、名簿の流出。当店でも、名簿を購入してそれを利用しているが、一般に出回っていない、我々では入手できない名簿を利用してDMを送ったり、テレアポをすればヒット率は高くなるのだろう。徹底した管理で、解決していってもらいたい問題だ。
我々の知らない世界が広がっている。そこには、常にお金が関係しているのも事実だろう。恐ろしい時代だ。

ページの頭に戻る