第870号 2015年6月30日「カード社会」

当店が加盟している振袖21グループの例会に出席するため、京都へ出掛けた。
名古屋に戻り一週間が経った頃、京都の警察から電話をいただいた。驚いて財布の中身を調べてみて、その時初めて気がついた。クレジットカード類が4枚無い!新幹線のホームの売店でお茶を買った。きっと、その時に落としたのだろう。
届けてくださった親切な人に、お礼も言えない。次に京都へ行くのは一か月後の予定だから、それまでカードを受け取ることも出来ない。引き取りは代理人でもよいということを係の人が教えてくれた。指示された必要書類を知人に託して取りに行ってもらった。
悪用はされていないだろうと思いながらも、カード会社に紛失の届け出をし、再発行の手続きをした。電気・ガス・NTT等々の支払いもカード払いにしてあったので、これらの手続きも必要だった。
便利で簡単に利用できるカードだが、紛失した時のことなど今まで考えたこともなかった。信用の重大さを感じた。カード1枚で何十万円の買い物もできてしまう。初めての経験だったが、本当に運が良かった。
いろいろな方にご迷惑をお掛けしました。感謝しております。
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振袖や着物の購入・レンタルの支払いに、カードを利用される方が多くなった。現金を持たないで買い物ができてしまう上、ポイントまで貯まる。貯まれば、また買い物ができる。
先日、そのカードを紛失して慌てたが、もし落としたり盗まれたりしても、警察に届け出さえしてあれば、万が一利用されても保険で対応できるという。紛失して初めて知ったことだが、そんな安心安全が、カードには付いている。
どんな支払いもカード払いという人がある。私は、新幹線・タクシー・食事・ホテル・ガソリンスタンド等に使用することが多い。カード払いにしておけば、自動的に通帳に記帳されることになるので、いつ利用したかもわかり、とても便利だ。接待などをすることは少ないが、仕事でいろいろお世話になっている人とたまに行く食事は、やはりカード払いにする。カードさえ持っていれば、現金は最小限持つだけで済む。
カードを失くした時、カード会社から新しいカードにしたほうがいいと勧めれられ、言われるまま作り直した。後日届く明細をチェックすれば、その月に利用したものが一目瞭然だ。法人カードなので、あらゆる支払いを自動引落にしてある。大変なものを落としたのだと事の重大さに改めて気づいた。

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