第831号 2014年7月29日「神様の言う通り No.11」

いつものように 自分の正当性を声高に語った
身体の弱点と衰えを話し 同情も引いた
その女性は ただ一途 良いも悪いもない
だが その一途さは 次第に光り 感動を覚えた
・・・
そんな話を 家に戻ってから女房に話した
『その場の空気が読めない人が 長をするのは危険
良い方向には進まないわね
お辞めなさい』と
・・・
言葉とは 言(こと)の葉っぱと書く
葉っぱは 風に吹かれれば飛んでいく
言いたいことは いくらでも言えばよい
・・・
『もう いいんじゃない?』
引き際が来たと思った
・・・
だが まだ続きを求める者が出た
人の考えには 表も裏もある
他人のことだから 何とでも言える
一年も過ぎれば この答えも出ていよう
『よかった』『悪かった』の答えはない
人はいつも態勢に従う
『俺もあの時、そう思ったんだよ!』

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