第770号 2013年11月22日「おつづきいかがですか? No.12」

近頃、成人式に紋付着物袴姿で出席される男性が多くなり、当店でもレンタルの注文をよく受ける。ブランドでは、上地雄輔(遊助)とか清武とか、もちろん黒ではなく白とか色紋付の派手な柄が注目だ。振袖と同様、同じ学区内で同じ商品の貸出しはしていないので、気に入った商品は早く予約をしていただかないといけない。つまり、早い者勝ちだ。そんな勇ましい姿をした人たちが3人も4人も集まれば、カッコいい集団となり、男物着物の宣伝にもなって嬉しいことだ。ユーチューブでも、私がモデルとなって着装の宣伝をしているので、見ていただきたい。
先日、夏の男袴の注文があった。その方は、お茶を始められたのだそうだ。夏の袴まで作られる方は少ない。オリンピック招致以来、『おもてなしの心』という言葉をよく耳にするようになった。茶道とは、まさにその言葉どおりの作法を学ぶもので奥が深い。何百年もの歴史ある習い事だからこその魅力だ。
時には、お茶を一服というひとときを作って楽しんでみてはいかがでしょう。

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