第605号 2012年2月28日「携帯サイト No.2」

正直屋携帯サイトのトップ・正直屋NEWS・お知らせのページを週に2~3回、名古屋弁で書いています。1月にやり始めた頃と比べ、苦痛ではなくなり、今のところ楽しく書いています。
現在では使われなくなった名古屋弁も多いのですが、『おばあちゃん子』だった私は、成長過程で聞き慣れていたということもあり、そんな言葉もスラスラ出てきます。書きながら苦笑したり、祖母のことを思い出したりしています。文章で書くのと、あの独特のイントネーションで言葉を発するのとでは、それぞれに面白みがあって楽しさも倍増します。方言というのは、その土地の人間を懐かしさありの思い出探しのような気持ちにさせてくれます。
現在使用している言葉は、どんどん標準語に近いものになってきていて、それはテレビやラジオ等から流れてくる会話の影響を受け、自然に変化してきているのでしょう。どこの生まれの人間なのかがわかるのが方言であり、それにはどこか温かみがある。テレビを見ていると、時々、『これって日本語?』と思うような会話をお年寄りがされていて、バラエティ番組ではそれで大笑いしているが、私も60才を過ぎて名古屋弁をもっと利用したいと思うようになった。年のせいだろうか?

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