第584号 2011年12月2日「賀状書き」

もう12月。一年が過ぎるのが早く感じられるのは歳のせいか?今ごろは、毎日、年賀状書きに追われている。また、訃報のハガキをいただく時期でもある。今年もお世話になった方々が永眠された。ハガキをいただき大変悲しく思った方もあった。相手は特に気にされていないお付き合いでも、私にとってはその方との出会いや会話がとても印象深く心に残るものであったりする。そんな方からはお知らせのない場合が多い。人知れず密かに涙すればよい。思い出の言葉は私だけのものだから。12月の第一週は、時にそんな方々が多い・・・宇田川先生、市村君。年賀状書きをしながら、ふと昔の会話を思い出しながら、笑ったり、しんみりしたり。歳をとるということは残務書類を片付けることと同じだ。急ぐ必要もないから、少しずつ片付ければいい。時には賀状にひとこと書き記す。俺といなくなった人との会話かな・・・?

ページの頭に戻る