第579号 2011年11月11日「従業員教育」

商いを40年やっていても、部下を育てることはとても難しいと感じる。商売に於ける接客については、いつの時代もそんなに変化はなく、基本はお客様の望んでいる品を勧めればよいのだ。だが、お客様ごとにご要望が違うのだから、当然、応対の仕方も変えなくてはいけない。ところが、何度注意してもその判断ができない従業員もいて、レベルの低さに悲しくなる。従業員が悪いということは、トップが悪いということ。勉強を促し、レベルアップのための資料を探し教育する。でも、どんなにこちらが頑張っても本人次第。自ら反省し、努力して覚える気持ちになればプロの営業マンになれる。だが、そんな人は少ない。我が店もため息ばかりついている。私は、この問題ばかりの現状に困っている。途中入社の人は前の会社の社風の良い点を強調する。心の中で、『そんな良い会社をなぜ辞めたんだ』と思う。なぜ、今、成長しようと思わないのだ!自問自答していたら、『社長、コーヒー入りましたー!』・・・美味しいがや。良いところもある。他人の悪いところばかり見とったらいかんなぁー。私の教育から始めないかんがや。

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