第578号 2011年11月8日「和装肌着」

季節はいつの間にか秋だがネ。今くらいの時期は半天を着ている。袖がないから楽だが、きちんとしたところへ行く時には羽織に替える。
先日、ある会合で和装用ショーツの提案があった。成人式当日に生理になってしまった時用のショーツだ。それも、下着のラインが出ないよう工夫された商品。

当店では、介護用品も扱っていて、尿モレショーツも扱っているのだが、どうしても若い女性向きではなくゴツイわけです。もっとスマートで可愛くて、それでもって便利なショーツを!ということで業者が持ち込んで皆さんの意見を聞いておられた。
洋装からの発想だから、ラインがどうの、生地の風合いがどうの、厚さがどうのと色々な意見が出た。我々男達に比べ、やはり女性のほうは自身が経験してきたことなので話の内容が深い。それにしても、我が業界の肌着関係は底が浅い。S、M、L、LLのサイズの違いだけで色の違いがあるわけでもなく、体型の補整は現在もタオル。変わらないことは良いことかもしれないが、現代の女性はそんな品で満足しているわけないよなぁー、とつくづく思った。業者はどう考えたか?しばらく様子を見ることにしよう。

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