第577号 2011年11月4日「やおやの女将さん No.2」

『社長の徒然草』第250号で紹介した、東区にある『やおやの女将』の店を久しぶりにのぞいてみた。いるいる、相変わらず元気な女将だ。『この人でこの店はもっているんだなぁ』と思う。自分の店の品をよく知っている。やおやといっても魚も肉も売っているスーパーのような店なのだが、女将さんが誰かれと商品の説明をし、良いポイントや調理法まで教える。とにかくよくしゃべる。文句を言われると、『買わんでもいいよ!』とハッキリ言う。満足した品、安いと思った品、美味しいと感じた品だけ買ってくれればいいと言う。朝、来店された客に平気で『昼からもおいで!』と言う。自分の店の品によほど自信があるんだなぁ。母さんが買い物をしている合間に女将の話を聞いていた。『男は遊ばせなアカン。遊ばせることで大きくなる!』などど訳のわからん話をしている。見渡すとけっこう男性客もいるんだ。聞いた男達は喜ぶだろうね。何年かぶりで話もした。きちんと覚えておられた。改めて惚れ直した。この店はこの女将の話を聞きに来店されている。そんな客がいる気がした。元気をくれてありがとう。

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