第446号 2010年6月11日「コピー機」

448コピー機が壊れた。買い替えるにも高額なので、しばらくカーボン紙を入れて仕事をしていた。しかし、機械には勝てない。中古を購入することに決め、いつも買うK社に電話した。担当者によると、10万円くらいかかるとのこと。しばらく考えることにした。機械類は1台壊れると、おかしなもので連鎖して壊れる。ノート型パソコンが、クーラーが、そういえば今年になって電気製品の買い替え・修理が多いなぁー。景気が悪いから、どうしても必要なものしか購入できない。すると、あるお客様から、『そういう品は次々新型が出てくるからリースがいいのよ!』と言われ、『ああ、そうかー!』と思った。昔、FAXをリース契約し、会議で親父や番頭たちにえらく叱られたことがあった。それは、『買取りであれば、もし倒産しても、他人に迷惑がかからないから』というのだ・・・それも一理ある。取りあえず、リースならいくらかかるかを尋ねた。『6千円くらいですね』との返事。試しに他社でも見積もりを取ってみた。すると、先程よりもすごく安い見積もり金額を提示してきた。しばらくすると、その業者が資料を持って現れた。説明の中で、金額は私の聞き間違いであることがわかったのだが、さっき電話したばかりなのに、対応の早さに驚いた。若者でもこんな人がいるんだ。セールスの基本を教えてもらった気がした。K社の担当者に電話した。『社長、来週の火曜日に来てくれとおっしゃったじゃないですか?』 絶対自分の店で購入してくれるものと思い込んだ話し方だ・・・私もそうなんだ。相手に悪いことをした思いはあったが、新しい業者との繋がりにワクワクしている。

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