第256号 2008年 4月22日「あげまん No.2」

伊丹十三の映画に『あげまん』というのがあった。その女の人と一緒に居るうちは運気が良く、別れるとどんどん悪いことばかり起こる、、、昔の映画だから忘れてしまったが、言いたい内容はこんなことであったと思う。
〇〇〇の泉とかいうTVを見ていると不思議な体験を話される方があり、そんなことがあるのか?とワクワクしながら見ている。もうダメだと思ったら運気も離れるから絶対に出来ると思い、良いイメージで日々生活しなくてはいけない、、、などと。だが、大体の人間はそれが続かないのだ。
『アンビリーバボー』もそんな話を取り上げているけれど、普通は諦られる人が多いのだ。もちろんTVでは苦しみながらの成功だからドラマになるのだが、日々の会話の中でも話していて楽しくなる人、人の悪口ばかりを続けられイヤになる人とある。
当然、明るくて前向きな人の話は、上向き『あげまん』の人で、回りを明るくするからその人の人気はすこぶる良い。いくら自分を気遣ってくれてくれていても、注意ばかりされたり怒られてばかりだと、自然と避けたくなる『さげまん』かな?なるべく良い気分になれる様にしたいですネ。
振袖が売れたんだ、、、『良かったネ。着て喜んでくれるといいネ。』
振袖がちっとも売れないんだ、、、『うちは値打ちだから、どんどん売れるようになると思うヨ!!』
なんか一言の重みをつくづく感じる毎日なのです。
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(撮影:4月22日 鶴舞公園にて 左:名古屋市公会堂 右:ひょうたん池)

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