第240号 2008年 3月 14日「映画」

 映画が好きで、休日になると時々夫婦で観に行きます。現在は『50割引』で50歳以上になると夫婦で2000円と割安に観られ嬉しく思っています。今は吉永小百合の『母べえ』がいいですネ、涙を流しました。
 昔はいい映画だと2回観たものです。今は座席指定になっているからそれはできません。
 パーキングも広くて、映画を観るとただで駐車できたり、長時間のものでも200円も出せば良いので、娯楽としては安くて楽しくてよい時間が持てていいですネ。昔は朝一番から夜中まで1日に5~6本も観ていました。食事も映画を観ながらパンとコーヒー牛乳で、一人で好きな映画を一日中観られたいい時間を過ごしました。
 父や母、妹たちと一家で出掛けた唯一の楽しみだった。映画を観終わると帰りにうどん屋さんで外食をした。そんな楽しみが1年に1~2回。商売屋の子供はそれが当たり前で、夏休み・冬休みにどこかに連れて行ってもらった思いでは1度きりしかない(ところが、幼児期の写真はたくさんあるので、お客様同伴の旅行にはよく行っていた様です)。こんな家庭で生まれ、いつも行く映画館は大須だった。ひがんでいる訳でもなく、世の中のことや自分の廻りが狭い世界だったから、それでよかったのだろう。親も日々が忙しかったのだろう。なつかしい思い出です。

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