第88号 2007年1月9日「昨年末にご来店された印象深いお客様」

昨年末にご来店されたお客様とのやりとりを・・・
1人目・・・『男物の商人コートが欲しい』との電話がありました。
特殊な商品なのであいにく手持ちがなく、数社の問屋さんに問い合わせをし伺ったところ、どの問屋さんも上代150,000円ぐらいの値段です。どうも「高価すぎる・・・」と感じ4件目に電話したらカシミア入りで63,000円(税込)との事。今度は「安すぎる・・・?」どうしてその値段なのかを問い合わせしたら『当社の社員はこの品をすべて愛用しているから・・』とのこと、なるほど・・・うれしくなっちゃうネ。
今、私が着用している商品より安くていい品だがネェ~。でも、見つかってよかった!!・・・近く、商品紹介に載せたい品ですネ

2人目・・・これも又男物なのです。『羽織紐と雪駄の鼻緒の色物が欲しい』との事でした。
『どこの着物屋さんに行っても羽織の紐が紺色しかない。雪駄(せった)は黒か紺しかない』と・・・、その通りです。羽織紐はたまたま私が毎日着用するので変わり色が置いてありました。とりあえず来店していただく間にメーカーに問い合わせをしました。するとネズミ色の鼻緒の雪駄が見つかりました。羽織紐ともどもお陰で喜んでいただけました。

同時期にご来店されたのは偶然だとは思うのですが、男性のおしゃれな方を見かけると、自分としては本当とてもうれしい感じます。もっともっとおしれな男物着物を着用してほしいと願っています。

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